サブカテゴリー

PR:

韓国沈没事故 発生直後「船内に多数」朴大統領に報告

 4月の韓国旅客船沈没事故で、大多数の乗客が船内に残っているとの報告が発生直後に朴槿恵大統領に伝えられていたことが、韓国監査院が野党議員に提出した資料で16日までに分かった。韓国メディアが伝えた。

 朴氏は事故当日7時間にわたって何をしていたか分からないと野党側が批判し、政局の焦点になっている。大惨事の発生が予想される情報が早くから政権中枢に伝わっていたことが事実なら、韓国政府の初動対応のまずさが一層問われそうだ。事故は16日で発生から半年を迎えた。

 当日の朴氏の行動をめぐっては、特定の男性と会っていたとのうわさを記事に書いた産経新聞の前ソウル支局長が朴氏の名誉を毀損したとして在宅起訴されるなど、政権は神経質な反応を示している。

 船は当日午前9時(日本時間同)ごろに浸水が始まり、11時すぎにほぼ水没。大統領府の報告を基に監査院が作成した資料では、10時50分すぎに海洋警察が大統領府に、乗客は「ほとんど全員」船内にいると連絡。これに基づく報告が11時半までに朴氏に上げられていたという。

 これまで朴氏は当日夕の時点でも、状況を十分に把握していなかったと受け止められていた。(共同)

[ 2014年10月16日 18:31 ]

Webtools & Bookmarks

PR

注目アイテム

ニュース

注目アイテム

スポニチwikiランキング

      人気ニュースランキング

        ※集計期間:

        » 続き

        【楽天】オススメアイテム
        クイックアクセス
        スペシャルコンテンツ