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エボラ出血熱 専門家2人を派遣へ
10月17日 10時55分

政府は、患者が増え続けているエボラ出血熱の感染拡大防止に向けた支援の一環として、新たに、国立感染症研究所に所属する感染症の専門家2人を西アフリカのシエラレオネに派遣することを決めました。

エボラ出血熱の感染拡大の防止が国際社会の課題となっていることを受けて、政府は4000万ドル相当の支援や、治療に効果の見込める薬の提供などの支援を速やかに実施するとともに、追加支援の検討も進めています。
こうしたなか、政府は支援策の一環として、新たに、国立感染症研究所に所属する感染症の専門家2人を、来週20日からおよそ1か月間、西アフリカのシエラレオネに派遣することを決めました。
2人は現地でWHO=世界保健機関の活動に参加し、感染拡大を防ぐための取り組みにあたるということです。
これについて、岸田外務大臣は閣議のあと記者団に対し、「エボラ出血熱の被害がさらに拡大し、その猛威が深刻化していることを深く憂慮している。日本として国際社会とともに全力で立ち向かう決意だ」と述べました。
政府は現地で活動する医師や専門家を募集しており、現在20人余りが参加を表明しているということで、現地のニーズに合わせて今後も順次派遣を検討することにしています。

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