2014年10月17日10時13分
愛知県豊橋市のメッシュ製造業「くればぁ」が、独自に開発したエボラ出血熱対策用のウイルスを不活性化させるマスクをアフリカのギニア、リベリア、コンゴ(旧ザイール)に無償提供することになった。ギニア政府などからの要請を受け、医療従事者向けに1万枚を送る。
同社によると、マスクの表面のフィルターに、殺菌効果のある「4級アンモニウム塩」などを染み込ませることで、エボラウイルスの膜を破り、不活性化することができるという。
エボラウイルスは空気感染しないとされるが、通常のマスクは静電気でウイルスを吸着するため、表面に付着したウイルスに触れてしまう恐れがある。このマスクは静電気をためない特殊な加工を施し、そもそもウイルスが付きにくい構造だという。
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朝日新聞国際報道部
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