中国と日本が軍事衝突を起こせば、中国は簡単に日本の輸送船を沈没させられる―ロシアメディア

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中国と日本が軍事衝突を起こした場合、中国は簡単に日本の輸送船を沈没させることができるとロシアの軍事ニュースサイトが論じている。16日付で環球網が伝えた。

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ロシアからの液化天然ガス(LNG)輸入を海上輸送に頼っている日本が最近、中国とロシアが天然ガスパイプライン「西シベリアの力」を敷設することで契約したことを受け、ロシアとのパイプライン敷設計画を打ち出した。実現すれば、両国関係は未曽有の発展を果たすことになる。ロシアは巨額の外貨収入を手にするほか、中国への依存度も減らすことができる。中国との間に敷設される「西シベリアの力」と同じ容量のパイプラインが日本との間にも敷設されると予想される。

日本は天然ガスを今より低価格で手に入れることができ、軍事戦略上のメリットは大きい。日本と中国が海上で大規模な軍事衝突を起こした場合、中国艦隊は日本のLNG輸送船を簡単に壊滅させることができる。だが、海底の天然ガスパイプラインが中国と友好関係にあるロシアが所有するものであれば、中国が攻撃を仕掛けることはない。

(編集翻訳 小豆沢紀子)