あの正恩氏は“影武者”か!? 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は14日、金正恩第1書記が左手で黒いつえをつき完工したばかりの「衛星科学者住宅地区」などを視察したと報じた。
北朝鮮メディアが正恩氏の動静を伝えるのは、9月4日以来40日ぶりとなる。この間、正恩氏は朝鮮労働党創建記念行事(10日)も不参加。不可解な行動が目立ったことで韓国メディアは「正恩氏は、健康悪化やクーデターなどで実権を失った?」と伝えた。
正恩氏が体調不良を押してまで公務に復帰した背景について、専門家は「北朝鮮の情報をうのみにはできません。影武者の可能性だって十分あり得ることです」と疑いの目を向けている。平壌情勢に詳しい関係者は「父親の故金正日総書記の健康が悪化したとき、影武者が登場しました。西側諸国は晩年、正日氏が海外の要人と会談したときの声紋と過去の声紋を調査した。その結果、別人だと分かったんです。今回、つえをついて歩く正恩氏の写真だけが公開された。しかし生の声は伝えられていません。声紋で正恩氏本人なのか分かってしまうからです」と指摘する。北朝鮮なら、正恩氏に似た人物を整形させ、影武者に仕立てることなど過去のケースから見れば簡単にできるようだ。
現在、北朝鮮は日本を始め、米中韓との関係を悪化させている。今回の正恩氏が、同国お得意の“影武者”だった場合、どんな意味が隠されているのか。
「何らかの病気が、相当悪いのかもしれません。そして、北朝鮮指導部が正恩氏の後継者を決められていないということ。父親の正日氏はずっと以前に亡くなっていた。それで、国内で混乱が起きないよう影武者を登場させた。その影武者が死んだとき、後継者に指名されていた正恩氏を登場させたと言われています」(日本の政府関係者)
現在の指導部は、正恩氏がトップのままでないと、国内外に対し集団指導体制のパワーバランスが崩れる危険を恐れ“健在”をアピールするために、影武者を出してきたのかもしれない。
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