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交流の場としての機能強める 徳島市立図書館、移転を機に年600回超   2014/10/16 14:05
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交流の場としての機能強める 徳島市立図書館、移転を機に年600回超 徳島市立図書館が徳島駅前のアミコビルに移転した2012年度以降、おはなし会などのイベントの開催に力を入れている。イベントの数は年間600回以上に上り、県立図書館の年60回程度と比べると格段に多い。図書館が静かに本を読むだけではない、交流の場としての機能を強めていく新たな動きとして注目される。
 
 市立図書館では移転前も子ども向けのおはなし会などのイベントを週1、2回開いていたが、移転後に大幅に増やした。開催数は12年度633回、13年度737回で、14年度も9月末時点で374回に上る。「図書館に行けば、毎日何かをやっているという感じにしている」(清水伸好館長)という。

 特に力を注いでいるのが子ども向けのイベントで、開館日は必ず午前と午後の2回開く。毎回テーマを変えるおはなし会をメーンにしながら、段ボールでの迷路作りや英語教室など、これまでの図書館ではあまり見られなかった多彩な企画を打ってきた。

 一般向けにも、テラスでのウクレレコンサートや陶芸教室、起業支援セミナー、映画上映会などを実施。参加者が本の魅力を紹介し合う書評ゲーム「ビブリオバトル」など、全国の図書館で流行しつつある企画も積極的に取り入れている。

 イベントの参加者数は12年度が8129人で、13年度が8916人。一方、来館者数は12年度の58万1134人から、13年度は50万6600人に減った。

 清水館長は「本の貸し出しだけでは図書館に人が集まらないのが現状。イベントなどを通して人と人が出会う場になることも、これからの図書館の役目の一つだろう」と話している。
【写真説明】絵本の読み聞かせを楽しむ親子連れ=徳島市立図書館


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