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田口、世界初挑戦に「不思議な感覚」

2014年10月17日

対戦相手のアルベルト・ロセルのプリントを手に拳を固める田口良一＝都内（撮影・開出　牧）

　「ＷＢＡ世界ライトフライ級タイトルマッチ」（１２月３１日、大田区総合体育館）

　ボクシングのワタナベジムは１６日、１２月３１日に東京・大田区総合体育館でトリプル世界戦を開催すると発表した。ＷＢＡ世界ライトフライ級９位の田口良一（２７）は同級王者のアルベルト・ロセル（３６）＝ペルー＝に初挑戦する。

　元日本ライトフライ級王者でジム期待の田口は世界初挑戦。内山、河野両先輩に挟まれ「憧れていた舞台。不思議な感覚です」と照れた。ミニマム級に下げてチャンスを狙っていたが、現級のライトフライでチャンスが巡って来た。積極的に出稽古中で、１０日にはＷＢＣ世界ライトフライ級王者の井上尚弥（大橋）とスパーを行った。