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フェイスブック 災害時安否確認新サービス10月16日 21時40分
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世界最大の交流サイトを運営するアメリカのフェイスブックは、地震や津波などの大きな災害が発生した際に、自分の無事を簡単に家族や友人に知らせたり相手の安否を確認したりできる新たなサービスを16日から始めると発表しました。
これは、来日中のフェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEO=最高経営責任者が、東京都内で開かれたイベントの中で発表したものです。
新たなサービスでは、地震や津波などの大きな災害が発生した際に、被災地でインターネットに接続したり住んでいる場所を登録している人を対象に、専用の画面が表示されます。
画面にある「自分の無事を報告」というボタンを押すと、交流サイトでつながっている家族や友人に対して、一斉に無事を知らせる仕組みになっています。
また、被災地の外から友人の安否を確認したい場合、交流サイト上には被災地に住んでいる場所が登録されている友人の一覧が示され、安否状況が一目で分かるようになっています。
NHKの取材に応じたフェイスブックのナオミ・グレイト副社長は、「大規模な災害が起きた際、今回のサービスではたった一つのボタンで友達全員に安否を知らせることができる。人と人をつなぐということを大切にして、これからも新しいサービスを開発していきたい」と述べました。