教育実習生に「ストッキング売って」、公立小の副校に停職6か月
2014年10月17日0時17分 スポーツ報知
東京都教育委員会は16日、教育実習生に「ストッキングを売ってくれ」などと迫り、セクハラ行為をしたとして、多摩地区の公立小の副校長(57)を停職6か月の懲戒処分にした。副校長は同日付で退職した。
都教委によると、副校長は昨年10月7日夜、同年5月に教育実習に来ていた20代の女子学生を居酒屋に呼び「ボランティアをしてほしい。知り合いの老人に頼まれた」と切り出し、履いていたストッキングを売るように頼んだ。
その際、女子学生に「口は堅い方か」と確認した上で、履いていたストッキングを受け取った。女子学生には5000円を渡し、コンビニで新しいストッキングを買わせたという。
さらに昨年10月10日夜にも、カラオケ店に女子学生を呼び「退職後はマッサージ師になりたい」と言って、右手で左肩や首をもんだり、左腕を触ったりした。
女子学生が所属する大学に相談。5000円は大学を通して副校長側に返したという。副校長は「女子学生と仲良くしたかった。教員志望なのでアドバイスをしたかった」と話しているという。