東芝「抗菌スプレー」中国で発売
2014年10月15日18時15分 スポーツ報知
東芝は15日、光触媒と呼ばれる技術を活用した抗菌、消臭スプレーを中国で販売すると発表した。深刻な大気汚染などで生活環境改善への意識が高まる中、中国で医療、健康関連の事業を強化する。
家庭の壁やカーテンに吹き付けると、室内光に反応して黄色ブドウ球菌や大腸菌、鳥インフルエンザウイルスなどを分解する効果があるという。病院やオフィス向けにも売り込み、2017年に年間3億元(約52億円)の売り上げを目指す。
北京で記者会見した東芝中国法人の豊原正恭総裁は「医療装置や空調機器、水処理などの事業にも注力し、快適な社会づくりに貢献したい」と話した。(共同)