さいたま地方検察庁検事痴漢事件
最終更新：ID:wtMNCHJwNQ 2014年10月14日(火) 19:08:30履歴
概要 
時系列
2009年５月14日午前９時半ごろ
東京都板橋区のＪＲ板橋駅で女性の尻を触ったとして、東京都迷惑防止条例違反で現行犯逮捕される。容疑を認めたため、
2009年５月14日午後
現行犯逮捕された検事が釈釈放される
2009年５月28日
東京簡易裁判所は、罰金30万円の略式命令を出す。同日、停職一ヶ月の処分となり、辞表を提出、受理される。
2009年６月１日
衆議院にて、鈴木宗男代議士が、「痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する質問主意書」を提出する
2009年６月９日
衆議院にて、内閣総理大臣名義で、「衆議院議員鈴木宗男君提出痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する質問に対する答弁書」がだされる
2009年６月11日
衆議院にて、鈴木宗男代議士が、「痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する再質問主意書」を提出する
2009年６月19日
衆議院にて、内閣総理大臣名義で、「衆議院議員鈴木宗男君提出痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する再質問に対する答弁書」が出される
東京都板橋区のＪＲ板橋駅で女性の尻を触ったとして、東京都迷惑防止条例違反で現行犯逮捕される。容疑を認めたため、
2009年５月14日午後
現行犯逮捕された検事が釈釈放される
2009年５月28日
東京簡易裁判所は、罰金30万円の略式命令を出す。同日、停職一ヶ月の処分となり、辞表を提出、受理される。
2009年６月１日
衆議院にて、鈴木宗男代議士が、「痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する質問主意書」を提出する
2009年６月９日
衆議院にて、内閣総理大臣名義で、「衆議院議員鈴木宗男君提出痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する質問に対する答弁書」がだされる
2009年６月11日
衆議院にて、鈴木宗男代議士が、「痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する再質問主意書」を提出する
2009年６月19日
衆議院にて、内閣総理大臣名義で、「衆議院議員鈴木宗男君提出痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する再質問に対する答弁書」が出される
関連記事から
「申し訳ないことした」痴漢検事を略式起訴 懲戒処分後に辞職〜産経新聞から転載
電車内で女性の尻を触ったとして、東京区検は28日、東京都迷惑防止条例違反（痴漢）罪で、さいたま地検の松井正広検事（46）を略式起訴した。東京簡裁は同日、罰金30万円の略式命令を出し、松井検事は即日、納付した。
起訴状などによると、松井検事は14日午前９時半ごろ、東京都板橋区のＪＲ埼京線板橋駅に停車中の上り電車内で、女子大生（20）の尻をスカートの上から触ったとされる。
東京地検によると、松井検事は起訴事実を認め、「申し訳ないことをした」と供述しているという。
一方、さいたま地検は松井検事が停職１月の懲戒処分を受けたと発表した。松井検事は同日付で辞職願を提出し、受理された。
長崎誠次席検事は「法令を順守する立場の検事がこのような事件を起こし誠に遺憾。被害者や国民に深くおわびし、職員の指導徹底と再発防止に努めたい」とコメントした。
電車内で女性の尻を触ったとして、東京区検は28日、東京都迷惑防止条例違反（痴漢）罪で、さいたま地検の松井正広検事（46）を略式起訴した。東京簡裁は同日、罰金30万円の略式命令を出し、松井検事は即日、納付した。
起訴状などによると、松井検事は14日午前９時半ごろ、東京都板橋区のＪＲ埼京線板橋駅に停車中の上り電車内で、女子大生（20）の尻をスカートの上から触ったとされる。
東京地検によると、松井検事は起訴事実を認め、「申し訳ないことをした」と供述しているという。
一方、さいたま地検は松井検事が停職１月の懲戒処分を受けたと発表した。松井検事は同日付で辞職願を提出し、受理された。
長崎誠次席検事は「法令を順守する立場の検事がこのような事件を起こし誠に遺憾。被害者や国民に深くおわびし、職員の指導徹底と再発防止に努めたい」とコメントした。
関連国会答弁
鈴木宗男代議士が、関連の国会答弁を行っている。
2008年６月１日提出の質問主意書
痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する質問主意書より転載
痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する質問主意書
本年五月十四日、さいたま地方検察庁刑事部の松井正広検事が、ＪＲ埼京線の電車内で女性に対して痴漢行為を行ったとして、警視庁板橋署により東京都迷惑防止条例違反（痴漢）容疑で現行犯逮捕された。同月二十八日、さいたま地検は法務省が同日付で松井検事を停職一か月の懲戒処分にしたことを明らかにしたが、同検事は同日、辞職願を提出、受理されたと承知する。右を踏まえ、質問する。
一 二〇〇六年二月二十八日に閣議決定された政府答弁書（内閣衆質一六四第九一号）では、外務省において、�（神�十一年四月一日、通勤途上同一女性に対して痴漢行為を行う、�∧神�十三年一月二十九日、電車内で隣にいた女子高校生の体を触る、�Ｊ神�十五年三月十日、出勤途中に乗り合わせた女子高校生に対して痴漢行為を行う、�な神�十五年十月三日、出勤途中に乗り合わせた女子高校生に対して痴漢行為を行う、�ナ神�十六年五月二十日、出勤途中に乗り合わせた女性に対して痴漢行為を行う、といった痴漢行為を行った同省職員に対して、それぞれ、�仝叉覦貲�間（俸給五分の一）、��減給一か月（俸給十分の一）、�Ｄ篆ζ鵑�月、�つ篆Π譴�月、�ジ叉覦譴�月（俸給十分の一）という処分が下されていることが明らかにされている。また、外務省として右の処分に関する当時の判断は妥当であったとの答弁もなされている。法務省、特に検察庁としても、右の外務省が下した処分は、例えば民間企業の社員が同様の犯罪行為を働いた際、企業からどの様な処分が下されるか等の一般的な社会通念に照らし、妥当であったと認識しているか。
二 前文で触れた様に、松井検事は、法務省より停職一か月の懲戒処分を受けながら、自ら辞職願を出し、それは受理されたと承知するが、松井検事に対して退職金は支払われているか。
三 二で、支払われているのなら、その金額はいくらか明らかにされたい。 四 検事という、いわば法の番人たる職責を担っておきながら、痴漢行為という人間としての品格を疑わざるを得ない卑劣な行為を働き、自ら法を犯した者に対し、検察庁、法務省として下した処分が停職一か月というのは、社会通念に照らして妥当であり、かつ、国民の理解を得られるものであると認識しているか。
五 四で、検察庁、法務省として妥当であると認識しているのなら、その根拠を示されたい。
六 二で、松井検事に対して退職金が支払われているのなら、それは社会通念に照らして妥当であり、国民の理解を得られるものであると認識しているか。
七 六で、検察庁、法務省として妥当であると認識しているのなら、その根拠を示されたい。
右質問する。
痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する質問主意書
本年五月十四日、さいたま地方検察庁刑事部の松井正広検事が、ＪＲ埼京線の電車内で女性に対して痴漢行為を行ったとして、警視庁板橋署により東京都迷惑防止条例違反（痴漢）容疑で現行犯逮捕された。同月二十八日、さいたま地検は法務省が同日付で松井検事を停職一か月の懲戒処分にしたことを明らかにしたが、同検事は同日、辞職願を提出、受理されたと承知する。右を踏まえ、質問する。
一 二〇〇六年二月二十八日に閣議決定された政府答弁書（内閣衆質一六四第九一号）では、外務省において、�（神�十一年四月一日、通勤途上同一女性に対して痴漢行為を行う、�∧神�十三年一月二十九日、電車内で隣にいた女子高校生の体を触る、�Ｊ神�十五年三月十日、出勤途中に乗り合わせた女子高校生に対して痴漢行為を行う、�な神�十五年十月三日、出勤途中に乗り合わせた女子高校生に対して痴漢行為を行う、�ナ神�十六年五月二十日、出勤途中に乗り合わせた女性に対して痴漢行為を行う、といった痴漢行為を行った同省職員に対して、それぞれ、�仝叉覦貲�間（俸給五分の一）、��減給一か月（俸給十分の一）、�Ｄ篆ζ鵑�月、�つ篆Π譴�月、�ジ叉覦譴�月（俸給十分の一）という処分が下されていることが明らかにされている。また、外務省として右の処分に関する当時の判断は妥当であったとの答弁もなされている。法務省、特に検察庁としても、右の外務省が下した処分は、例えば民間企業の社員が同様の犯罪行為を働いた際、企業からどの様な処分が下されるか等の一般的な社会通念に照らし、妥当であったと認識しているか。
二 前文で触れた様に、松井検事は、法務省より停職一か月の懲戒処分を受けながら、自ら辞職願を出し、それは受理されたと承知するが、松井検事に対して退職金は支払われているか。
三 二で、支払われているのなら、その金額はいくらか明らかにされたい。 四 検事という、いわば法の番人たる職責を担っておきながら、痴漢行為という人間としての品格を疑わざるを得ない卑劣な行為を働き、自ら法を犯した者に対し、検察庁、法務省として下した処分が停職一か月というのは、社会通念に照らして妥当であり、かつ、国民の理解を得られるものであると認識しているか。
五 四で、検察庁、法務省として妥当であると認識しているのなら、その根拠を示されたい。
六 二で、松井検事に対して退職金が支払われているのなら、それは社会通念に照らして妥当であり、国民の理解を得られるものであると認識しているか。
七 六で、検察庁、法務省として妥当であると認識しているのなら、その根拠を示されたい。
右質問する。
2008年６月９日付けの答弁書
衆議院議員鈴木宗男君提出痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する質問に対する答弁書より転載
平成二十一年六月九日受領
答弁第四八〇号
内閣衆質一七一第四八〇号
平成二十一年六月九日
内閣総理大臣 麻生太郎
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する質問に対する答弁書
一について
御指摘の外務省が行った処分が妥当であったか否かについて、法務省としては意見を述べる立場にない。
二、三、六及び七について
お尋ねの松井正広検事に対する退職手当は、国家公務員退職手当法（昭和二十八年法律第百八十二号）に基づき支給することとなるが、その金額については、個人に関する情報であるため、お答えすることを差し控えたい。
四及び五について
御指摘の松井正広検事に対する処分は、行為の原因、動機、態様、結果、影響等のほか、日ごろの勤務態度や当該行為後の対応等も含め諸般の事情を総合的に考慮の上、適正に行ったものと認識している。
平成二十一年六月九日受領
答弁第四八〇号
内閣衆質一七一第四八〇号
平成二十一年六月九日
内閣総理大臣 麻生太郎
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する質問に対する答弁書
一について
御指摘の外務省が行った処分が妥当であったか否かについて、法務省としては意見を述べる立場にない。
二、三、六及び七について
お尋ねの松井正広検事に対する退職手当は、国家公務員退職手当法（昭和二十八年法律第百八十二号）に基づき支給することとなるが、その金額については、個人に関する情報であるため、お答えすることを差し控えたい。
四及び五について
御指摘の松井正広検事に対する処分は、行為の原因、動機、態様、結果、影響等のほか、日ごろの勤務態度や当該行為後の対応等も含め諸般の事情を総合的に考慮の上、適正に行ったものと認識している。
2008年６月11日提出の再質問主意書
痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する再質問主意書より転載
平成二十一年六月十一日提出
質問第五三五号
痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する再質問主意書
提出者 鈴木宗男
痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する再質問主意書
本年五月十四日、さいたま地方検察庁刑事部の松井正広検事が、ＪＲ埼京線の電車内で女性に対して痴漢行為を行ったとして、警視庁板橋署により東京都迷惑防止条例違反（痴漢）容疑で現行犯逮捕された。同月二十八日、さいたま地検は法務省が同日付で松井検事を停職一か月の懲戒処分にしたことを明らかにしたが、同検事は同日、辞職願を提出、受理されたと承知する。前回質問主意書で、法の番人たる職責を担う松井検事が、痴漢行為という人間としての品格を疑わざるを得ない卑劣極まりない行為をしておきながら、検察庁として停職一か月という軽微な処分が下されたこと、またその後自主退職した同検事に退職金が支払われたことが社会通念上妥当であるかと問うたところ、「前回答弁書」（内閣衆質一七一第四八〇号）では、「御指摘の松井正広検事に対する処分は、行為の原因、動機、態様、結果、影響等のほか、日ごろの勤務態度や当該行為後の対応等も含め諸般の事情を総合的に考慮の上、適正に行ったものと認識している。」との答弁がなされている。右を踏まえ、再質問する。
一 松井検事が痴漢行為を行った原因、動機は何であったか説明されたい。
二 松井検事はどの様な状況の下、どの様な痴漢行為を行ったのか説明されたい。
三 今次、松井検事が痴漢行為を行ったことは、どの様な社会的影響を及ぼしたか。政府の見解如何。
四 松井検事の日ごろの勤務態度は、どの様なものであったか説明されたい。
五 痴漢行為を行った後、被害者への謝罪や補償等、松井検事はどの様な事後的対応をとったのか説明されたい。
六 一から五で挙げた諸般の事情は、松井検事への処分内容が決められる際にどの様に反映されたのか説明されたい。
右質問する。
平成二十一年六月十一日提出
質問第五三五号
痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する再質問主意書
提出者 鈴木宗男
痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する再質問主意書
本年五月十四日、さいたま地方検察庁刑事部の松井正広検事が、ＪＲ埼京線の電車内で女性に対して痴漢行為を行ったとして、警視庁板橋署により東京都迷惑防止条例違反（痴漢）容疑で現行犯逮捕された。同月二十八日、さいたま地検は法務省が同日付で松井検事を停職一か月の懲戒処分にしたことを明らかにしたが、同検事は同日、辞職願を提出、受理されたと承知する。前回質問主意書で、法の番人たる職責を担う松井検事が、痴漢行為という人間としての品格を疑わざるを得ない卑劣極まりない行為をしておきながら、検察庁として停職一か月という軽微な処分が下されたこと、またその後自主退職した同検事に退職金が支払われたことが社会通念上妥当であるかと問うたところ、「前回答弁書」（内閣衆質一七一第四八〇号）では、「御指摘の松井正広検事に対する処分は、行為の原因、動機、態様、結果、影響等のほか、日ごろの勤務態度や当該行為後の対応等も含め諸般の事情を総合的に考慮の上、適正に行ったものと認識している。」との答弁がなされている。右を踏まえ、再質問する。
一 松井検事が痴漢行為を行った原因、動機は何であったか説明されたい。
二 松井検事はどの様な状況の下、どの様な痴漢行為を行ったのか説明されたい。
三 今次、松井検事が痴漢行為を行ったことは、どの様な社会的影響を及ぼしたか。政府の見解如何。
四 松井検事の日ごろの勤務態度は、どの様なものであったか説明されたい。
五 痴漢行為を行った後、被害者への謝罪や補償等、松井検事はどの様な事後的対応をとったのか説明されたい。
六 一から五で挙げた諸般の事情は、松井検事への処分内容が決められる際にどの様に反映されたのか説明されたい。
右質問する。
2008年６月19日提出の再質問に対する答弁書
衆議院議員鈴木宗男君提出痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する再質問に対する答弁書より転載
平成二十一年六月十九日受領
答弁第五三五号
内閣衆質一七一第五三五号
平成二十一年六月十九日
内閣総理大臣 麻生太郎
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する再質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する再質問に対する答弁書
一から六までについて
お尋ねの松井正広検事は、東日本旅客鉄道株式会社板橋駅に停車中の埼京線電車内において、被害女性の身体に触れたいと考え、その着衣の上から臀部を手で触るという東京都の公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例（昭和三十七年東京都条例第百三号）に違反する行為に及んだものと承知しているところ、右行為は官職の信用を傷つけるようなものであったと考えている。
なお、同検事の勤務態度は良好であったものと承知している。
同検事に対する処分に当たっては、先の答弁書（平成二十一年六月九日内閣衆質一七一第四八〇号）四及び五についてで述べたとおり、諸般の事情を総合的に考慮して行ったものであるが、これ以上の詳細については、被害者のプライバシー等の権利利益を侵害するおそれがあることから、お答えすることは差し控えたい。
平成二十一年六月十九日受領
答弁第五三五号
内閣衆質一七一第五三五号
平成二十一年六月十九日
内閣総理大臣 麻生太郎
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する再質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する再質問に対する答弁書
一から六までについて
お尋ねの松井正広検事は、東日本旅客鉄道株式会社板橋駅に停車中の埼京線電車内において、被害女性の身体に触れたいと考え、その着衣の上から臀部を手で触るという東京都の公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例（昭和三十七年東京都条例第百三号）に違反する行為に及んだものと承知しているところ、右行為は官職の信用を傷つけるようなものであったと考えている。
なお、同検事の勤務態度は良好であったものと承知している。
同検事に対する処分に当たっては、先の答弁書（平成二十一年六月九日内閣衆質一七一第四八〇号）四及び五についてで述べたとおり、諸般の事情を総合的に考慮して行ったものであるが、これ以上の詳細については、被害者のプライバシー等の権利利益を侵害するおそれがあることから、お答えすることは差し控えたい。
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