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危険ドラッグ条例、鳥取知事「取り締まりへ大きな一歩」
危険ドラッグの成分を特定せずに、使用や製造、販売を禁止した鳥取県の改正条例案が14日の県議会で可決されたことを受け、平井知事は、「危険ドラッグを正々堂々と取り締まれる、大きな一歩を踏み出した。実効性ある取り締まりで鳥取に安心をもたらしたい」と述べた。
対応が後手に回ってきた現状を踏まえ、「『いたちごっこ』への対策を、本来なら国がやるべきだ」として国に法整備を要望していく意向を示した。
県や県警は15日に対策連絡会議を開き、今後の対応を協議。県は医師2人を「薬物専門アドバイザー」に任命するほか、立ち入り調査など薬物対策を専門に行う非常勤職員に県警OBを1人雇用する。
県議会は14日、危険ドラッグ対策費660万円を含む総額11億9100万円の今年度一般会計補正予算案など15議案を可決、閉会した。
(2014年10月16日 読売新聞)
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