金子淳
2014年10月16日16時38分
夕焼け空に乱舞するのは約1万羽のショウドウツバメの群れ。山口市のきらら浜自然観察公園にある約6ヘクタールのヨシ原に、日暮れ時になると集まってくる。
ロシアや北海道で繁殖し、越冬のため東南アジアなどへ向かう途中で、ヨシ原は絶好の「ねぐら」だ。岸壁などに直径5~9センチ、深さ約50センチの横穴の巣を作ることから「小洞燕(つばめ)」と名付けられたという。渡りは秋の深まりとともに、南へと移動していく。(金子淳)
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朝日新聞社会部
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