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集中力・暗記効率が高まる!勉強には「冷たさ」「甘さ」「歯ごたえ」を取り入れるといいらしい

勉強に「冷たさ(Cold)」「甘さ(Sweet)」「歯ごたえ(Texture)」を取り入れると、脳に良い影響を与え、集中力が高まり暗記効率が向上するという説があります。果たしてこの説は本当なんでしょうか?確かめてみたいと思います。

更新日: 2014年10月15日

springspringさん

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-勉強に「冷たさ」「甘さ」「歯ごたえ」を取り入れると

脳に良い影響を与えてくれるのは、適度な「冷たさ(Cold)」「甘さ(Sweet)」「歯ごたえ(Texture)」の3要素

脳科学者・武蔵野学院大学教授の澤口俊之先生によれば、適度な糖分(ブドウ糖)が脳に栄養を与え、冷たさは脳を活性化、そして物を噛むことで得た刺激は、脳の情報処理系、知的活動に大きく作用するという。

脳科学の観点では、クールダウン(Cold)と糖分(Sweet)補給は、脳を活発に動かし、噛む(Texture)ことで判断や記憶をつかさどる前頭前野を刺激すると言われている

1.「冷たさ(Cold)」を取り入れた勉強方法は効果的か?

Photo by Thomas Northcut / Photodisc

脳はパソコンと一緒。熱を持つと効率が低くなる。したがって、頭を冷やすことが、集中力を高めることにつながる。

「脳」は、なんと体の中で熱を生む部位のなかの18%も占めています

熱を生む部位のランキングは骨格筋-約22%、肝臓-約20%、脳-約18%、心臓-約11%だそう。また、人間の体温は、上半身が高く、下半身は低くなっている。この上半身と下半身の体温の差を、できるだけ小さくするというのが「頭寒足熱」という古来から言われている健康法。

私たち人間の脳はコンピュータに例えられるように、使いすぎると熱を持ちます

イマイチ集中力が出ないときや、暗記が効率よくできない時には「首」を冷やしてみては?

疲れて勉強できないときは脳を冷やすといいんだって。首に冷しタオル巻くと一層良し。脳もパソコンと同じで高温に弱いし、使い続けると熱を持つんだって。頭が働かない!とかこれ以上字が読めない!って時は、オススメʕ•̫͡•ʔʕ•̫͡•ʔ

2.「甘さ(Sweet)」を取り入れた勉強方法は効果的か?

原料のカカオ豆の成分の中には、記憶力、思考力を高めると言われるテオブロミンなども含有されています

フェニルアルデヒド、ジメチルピラジン、フェニルメチルヘキサナールなど、チョコレート特有の香気成分は、中枢神経系に作用して集中度を向上させる作用があります

チョコレートの効果により、脳の血流がよくなり記憶力がアップしたという研究結果もある

医学雑誌『American Academy of Neurology』のオンラインサイト『Neurology』に発表された研究による。

効率よく学習を進めるためには、食べる量は、板チョコの4分の1から2分の1程度が目安。また、チョコレートを食べると、食後だいたい1時間で血糖値のピークを迎える。もし、試験前に食べるのであれば、食べるタイミングは試験の始まる1時間前がベスト。

3.「歯ごたえ(Texture)」を取り入れた勉強方法は効果的か?

Photo by Jupiterimages / Photos.com

世界各国で、ガムが学習効率を向上させる研究結果が報告されている。その本質は、アゴの筋肉を動かすことで脳が活性化することだという。

ガムには記憶や注意力、認知思考能力、その他の精神力を喚起する効果があると、多くの研究者が指摘している

アメリカ・セントローレンス大学の心理学者チームによる研究結果(2011)

ガムを噛む実験において、論理力の作業を行った際には、約70%集中力が高まったという結果が出た

長岡技術科学大学・中川匡弘教授による実験結果(2013)

ガムを噛むことにより、脳細胞への血行促進による眠気防止にも効果があるといわれています

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