昨日、NewsPicksで取り上げられていたコレ
大学生が受け取る仕送り額から家賃を引いた、いわば「可処分所得」は、過去20年あまりの間に、7万3800円から2万7700円となんと6割以上も下がってしまった。
アメリカの大学で助教されている、元金融勤務の方のブログです。要するに大学生の自由になるお金が非常に少なくなったので恋愛どころでは無いという推理です。もちろんこの要因も0では無いが、自分は主たる要因では無いと思っています。というのは戦後間もない頃で本当にお金が無い時分のほうが、よほど肉食系だったと思うからです。五木寛之の名作お読みください。
この間、ひまだったので超合本を30年ぶりくらいに読みましたけど、昔のようにドキドキしませんでした。年食ったからかな。伊吹信介はお金はまじでないけど肉食系ですよね?この小説が大ヒットしたのは読者が主人公に共感したからだが、いまの大学生に読ませても「ぽかーん」ですよ。きっと。
まず・・いつもお世話になっている不破雷蔵さんが以前分析されていたので引用させていただきます。
大学生の自宅・下宿割合の推移をグラフ化してみる(2014年)(最新)
グラフお借りしました m(__)m
そしてその私立大学生だが、直近の2012年では6割強が自宅通い。下宿などの利用者は3割強に過ぎない。国立の下宿利用率2/3、公立の6割近くとは大きく差が開いている。これは大学の立地・地域性にもよるが、それ以上に学費負担の大きさが影響していると考えて良い(見方を変えれば、費用負担の面で公立・国立大学だからこそ、下宿などが許されやすいともいえる)。私立大学生は元々自宅通いの比率は高かったが、さらに増加の動きを示している。公立・国立に大きな変化が見られないのと比べ、特異な動きといえる。
自分は公立大学卒なのだが、当時35人の同級生で自宅は6〜7人だったと思う。しかし身内の私立大学生に聞いてみたら「サークル10人で一人暮らしは一人だけ」とのことであった。不破さんのグラフにもあるとおりだがこの比率はどんどん上がっていて、3.11のあとにさらに加速されたはずで、今やおそらく私立大生の7割は自宅になってると思う。つまり仕送り額云々の前に私立大生の大半は自宅生です。
さらに文部省のデータだと、国立大生63万人、公立大生13万人、私立大生207万人です。つまりすべての大学生のうち、私大生は73%を占めているので、「大学生」として考えるときは私大生がメインになるわけです。おそらく巻頭のブログ書いた方は国立大卒なので、自宅生がこれほど多いとは考えも付かなかったのではないかなと。
昔と比べて自宅生の比率が上がっていれば、そもそも自由になるお金は増えていてもいいはずだし(一人暮らしのほうが絶対必要経費がかかるよね)、家の世帯収入が減少したところで、もともと男子大学生は家から小遣いもらうのかな、という疑問があります。少なくとも自分の時代は小遣いくらいはバイトで稼いでました。
お金がないから草食系 → お金があれば肉食系
という仮説は、いまの大学生が「お金が欲しい」と強烈に考えていれば成り立つと思うんですが、すき家の時給は田舎でこそ安いが、すき家の東京のバイト情報だと深夜はなんと時給1400円です!!!週2日からOKだから、深夜に週2日働けば月7万円だ。しかしそれでも全くバイトが集まらないのはご存じの通り。身内の私立大生に聞いても「みんなきついバイトは嫌がる」という。
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