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2014-10-15 ライトノベルレーベルにおけるWeb小説発の作品についての覚書 その

[] ライトノベルレーベルにおけるWeb小説発の作品についての覚書 その1

最近、なろうを中心にWeb小説の書籍化が増えてきて、主要レーベルでもWeb小説発が増えてきたので、自分の中で整理するために覚書。

Web小説書籍化専門レーベルを除いた、男性向けライトノベルレーベルを中心にまとめていこうと思います。

その2があれば専門レーベルまとめます。(無いと思うけど)その3があれば少女向けレーベルを。

まあ、多分まとめませんけど。

 

自分の覚書用にまとめたものなので、多分データ漏れや間違いがあると思いますのでご指摘お願いします。

 

なお、ここで言う「Web小説化専門レーベル」とは「発行物の過半数がWeb小説からの書籍化作品」という定義をしておきます。

これをしておかないと、なろうユーザーによるオリジナル作品が出したヒーロー文庫とかの扱いが微妙になるので。

つまりは「ヒーロー文庫」「モンスター文庫」「MFブックス」や、アルファポリスエンターブレインの単行本は次回以降に回します(※次回があれば)

なお、このデータは2014年10月時点で発売されたライトノベルに限定しています。

 

 

 

電撃

「超絶加速バーストリンカー」という名前でWebに掲載されてたものが改題されて大賞受賞デビュー、その後SAOが書籍化の川原礫

なろうのトップランナー魔法科高校の一本釣り。

主要レーベルでのWeb小説書籍化の走りでありながら、近年では積極的なWeb小説書籍化は行っていないのが面白い。

数が少ない割には打率と飛距離が極端に高過ぎるのは、電撃の広告力なのか、コンテンツのチョイスが上手いのかは知らない。

アクセルワールド

ソードアートオンライン

■絶対ナル孤独者

魔法科高校の劣等生

アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)

アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)

魔法科高校の劣等生〈1〉入学編(上) (電撃文庫)

魔法科高校の劣等生〈1〉入学編(上) (電撃文庫)

 

 

 

富士見ファンタジア

今年くらいから、急速になろう作品が増えた感じ。

富士見書房名義の単行本サイズでも同じような、なろう書籍化作品が発行されているが文庫と単行本をどういう基準で振り分けてるかわからない。

■金色の文字使い

■Only Sense Online ―オンリーセンス・オンライン―

■軍オタが魔法世界に転生したら、現代兵器で軍隊ハーレムを作っちゃいました!? 1

■武に身を捧げて百と余年。エルフでやり直す武者修行

■メイデーア魔王転生記

 

 

 

角川スニーカー文庫

近年不調のこのレーベル。

1〜3巻打ち切りが多い近年の惨状と、「この素晴らしい世界に祝福を!」の好調を見てると、このレーベルこそWeb小説書籍化頑張ってもいい気はしてる。

しかし、問題児とか長文タイトルが多く、Web小説と勘違いし易い。

「神様ライフ」はなろう作者のオリジナル作品だったはずなので載せてない。

■この素晴らしい世界に祝福を!

■やっぱチョロインでしょ!

 

 

 

GA文庫

なろう作品では無いが、Web連載作品からの新人賞受賞デビュー。

普通に大人気。外伝まで出てる。

Web小説からのダイレクトな書籍化は無い。

■ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

 

 

 

スーパーダッシュ文庫

新人賞受賞からの書籍化。1巻打ち切りっぽい。

Web小説のダイレクトな書籍化は無い。

■暗号少女が解読できない

暗号少女が解読できない (集英社スーパーダッシュ文庫)

暗号少女が解読できない (集英社スーパーダッシュ文庫)

 

 

 

HJ文庫

以下の作品はWeb小説。

結構ライトな読み口な作品が多く、タイトルもアレなものが多いレーベルなので、Web発作品も違和感なく溶け込んでる。

■姉ちゃんは中二病 地上最強の弟!?

■VRMMOをカネの力で無双する

[asin:479860769X:detail]

 

 

 

MF文庫J

MFブックス名義で、単行本サイズのWeb小説書籍化専門レーベルが立ち上がったので実はWeb小説書籍化作品は少ない。

以下は、なろうでも評価高かったようで書籍化当初から宣伝や展開で凄くプッシュされてたね。

何故これだけMF文庫Jだったのかは未だによくわからない。

なろう作品よりも、ボーカロイドP・ボカロ曲関連の書籍化の方が多い近年のMF文庫J

■Re:ゼロから始める異世界生活

 

 

 

ファミ通文庫

エンターブレイン発行の単行本として多くのWeb小説書籍化作品を出しているのでファミ通文庫での発行数は少ない。

「天啓的異世界転生譚」の作者ウスバーさんもエンターブレインの単行本で「この世界がゲームだと俺だけが知っている」を出しているので、何故「天啓的異世界転生譚」だけファミ通で出てるのかはよくわからない。

ただ、エンターブレインの作品のチョイスは結構いいチョイスしてると思う。

■天啓的異世界転生譚

 

 

 

オーバーラップ文庫

振興レーベルだけあって積極的。「オーバーラップ文庫WEB小説大賞」とかやってる。

Web小説専門レーベル(一部だけオリジナル作品が出てるレーベル含む)を除くと、主要レーベルの中ではWeb書籍化に関しては最大勢力かもね。

オーバーラップ文庫が「主要」かどうかについては議論する気は無い。

今の月当たりの発行数考えると含めていいと思うけどね。

■銀河戦記の実弾兵器

■異世界魔法は遅れてる!

■異世界迷宮の最深部を目指そう

■聖樹の国の禁呪使い

■魔剣戦記 〜異界の軍師乱世を行く〜

■大英雄が無職で何が悪い

■フレイム王国興亡記

[asin:4906866751:detail]

 

 

 

このライトノベルがすごい!文庫

最近「なろうコン×このライトノベルがすごい!大賞」とかやったから、最近なろう発の作品がチラホラと。

上記なろうコン〜経由の作品で、文庫サイズ、単行本サイズの違いがある理由はよくわからない。

ここでは文庫サイズのみ。

■まのわ 魔物倒す・能力奪う・私強くなる

Vermillion 朱き強弓のエトランジェ

 

 

 

ぽにきゃんBOOKS

アニメ会社との連携とか色々やってますよね。このレーベル。

イマイチ、ライトノベル界隈で話題になること少ないけど。

■これが異世界のお約束です!

■帰ってきた元勇者

[asin:4865290206:detail]

 

 

 

NMG文庫

スタートダッシュ大失敗でこのまま消えていくのだろうと思っていたら最近、Web小説書籍化始めました。

ジリ貧な気はします。

■星をひとつ貰っちゃったので、なんとかやってみる

■異世界じゃなくて、現実世界で魔王になったら ―蝕む黒の霧―

[asin:4775522884:detail]

 

 

 

朝日ノベルス

ヤマモト・ヨーコやタイラーが一段落付いた後の朝日ノベルスの方向性が分かりません。

■アブソリュート・スローター

[asin:4022511524:detail]

 

 

 

TOブックス(?)

レーベルと言い難いかもしれないけどね。

オーフェンスレイヤーズコラボとか、昔の名作の続編を出すおっさん専門レーベルとして生きていくのかと思ったら、吉野匠の新作出し始めて、ついにはなろう作品を書籍化。

レーベル(?)としての迷走っぷりが半端無いです。

■俺が魔族軍で出世して、魔王の娘の心を射止める話

 

 

 

星海社FICTIONS

抜けてた。「機巧アリスに口付けを」って作品だったのか。

 

 

 

講談社BOX

新人賞経由での書籍化ですね。

ギャルゲー探偵と事件ちゃん

ギャルゲー探偵と事件ちゃん (講談社BOX)

ギャルゲー探偵と事件ちゃん (講談社BOX)

 

 

 

新潮文庫nex

新潮社の「新潮社文庫nexはライトノベルじゃない!」を信じるなら、初のなろう発一般文芸作品。

■坂東蛍子、日常に飽き飽き

坂東蛍子、日常に飽き飽き (新潮文庫)

坂東蛍子、日常に飽き飽き (新潮文庫)

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