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15 Oct 2014 10:10

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松田翔太×前田敦子『イニシエーション・ラブ』映画化

シネマトゥデイ 10月15日(水)5時0分配信

 物語ラストのトリックから映像化不可能といわれた乾くるみの大ヒット小説「イニシエーション・ラブ」が松田翔太主演、ヒロインに元AKB48の前田敦子を迎え実写映画化され、来年公開されることがわかった。本作は、1980年代後半の静岡と東京を舞台に、若い男女の出会いと別れがSide-AとBの2編でつづられる青春ラブストーリー。東京編には女優・木村文乃も参戦し、三角関係に発展する。

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 松田と前田は、合コンで出会った就職活動中の奥手な大学生・鈴木と、歯科助手・マユをそれぞれ熱演。この二人のぎこちない恋愛模様をSide-Aで描き、就職して上京した鈴木と静岡のマユの遠距離恋愛が徐々に崩壊し、美弥子(木村)も交えた三角関係をSide-Bで描き出す。

 一見純粋な恋愛物語が、原作の最後2行に待ち受けるトリックにより、驚がくのミステリーに変貌。映画ではラスト5分で全く異なるストーリーに変化する。3月3日に放送されたバラエティー番組「しゃべくり007」(日本テレビ)でくりぃむしちゅーの有田哲平が原作小説を「これはもう最高傑作のミステリー」と絶賛したことから、翌4月には発行部数100万部を突破。10月現在で112万部に到達し、いまなお売れ続けている。

 メガホンを取るのは、『トリック』『SPEC』シリーズなどの堤幸彦。原作者の協力を得て、新たな映像的ギミックを取り入れながら実写化に挑戦し、「最高のキャストとわがチームの持てる力をフル動員して、この一筋縄ではいかない『イニシエーション・ラブ』に挑みたい」と意気込んでいる。

 松田は「台本と原作を読ませていただき、80年代ならではの男女の交際や、原作の持つ世界観がとても面白いと思いました」。一方、「今回の役柄は、今まで体験したことのないキャラクターなのでとても楽しみ」という前田。「設定も自分が生まれていない時代背景なので、それも楽しみたい」と意欲を見せている。

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最終更新:10月15日(水)12時20分

シネマトゥデイ

 

松田翔太

俳優 松田翔太(マツダショウタ)
誕生日:1985年 09月10日
星座:おとめ座
出身地:東京
血液型:A

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