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千佳「たばこおいしいなあ・・・・」苺ましまろ

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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 23:46:49.76 ID:cSGl/8Z50

千佳「ただいまあ。あれ、お姉ちゃん帰ってきてないのか。」

千佳「もう!部屋こんな散らかして・・・・、それにタバコくさいよ・・」

千佳「なにがおいしくてこんなの吸ってるんだか。高校生のくせに・・・」

千佳「・・・・・・・どんな味するのかな・・・・」

千佳「・・・一本だけならいいよね・・・・えっと、どれにしようかな・・・」

千佳「マルボロ・・・マイルドセブンライト・・・あっ、セブンスター、これかっこいいな」



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 23:53:54.83 ID:IszaV6Vg0

ちぃちゃんは吸っちゃらめぇぇぇぇぇ!!!



3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 23:51:15.98 ID:cSGl/8Z50

私は慣れない手つきでタバコに火をつけた。
つけ方はお姉ちゃんのを見てるから分かる。

千佳「・・・・ごほっ!一気にいっちゃった・・・」

一口ゆっくりと吸う。なんともいえない重厚な煙が肺を包み込むのが分かる。
味はおいしくない。にがい。
でも、吸っていくうちに別の満足感が生まれるのを感じた。

千佳「もう一本だけ吸おうかな・・・・」



8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 23:58:26.11 ID:cSGl/8Z50

1時間後

信恵「それにしても帰宅後のタバコはうめえなあ・・・」

美羽「お姉ちゃん10本目だぞ、吸いすぎだよ」

信恵「こんなの吸ったうちに入らないよ。私1日2箱吸うから」

美羽「だから部屋こんな臭くなるんだよーー。なあちぃちゃん!」

千佳「うん。もうそのぐらいにしたら。」

私はそういいながらも内心うらやましいと思っていた。



10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 00:04:13.51 ID:cSGl/8Z50


神社

千佳「ここには、人が来ないよね・・・・、さて・・・」

シュボ

千佳「おいしいなあ・・・」

良くないことだとは分かっていた。小学生でタバコなんてまるで不良だ。
でも、まえから我慢してきた欲求があふれ出したようだ。
私は昼の一本という制約を完全に忘れていた。



11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 00:10:30.37 ID:8m3DSTue0

千佳「でも皆にはばれないようにしなきゃ・・・」

その点は大丈夫だった。
家中がタバコの匂いで満ちているのでばれない。

お姉ちゃんはずぼらだからタバコが一・二箱無くなっても気にもしない。

私は一人大人の遊びをしている気分だった。



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 00:19:41.80 ID:8m3DSTue0

一ヶ月後


千佳の喫煙習慣は完全に染み付いていた。
当初1日5本と決めていたが、それでは足りず今では10本が日課となっていた。
吸う場所も、神社から誰もいないときは信恵の部屋で吸うようになっていった。

千佳「ただいま・・・・誰もいないか・・・・」

千佳「はあ、今日はマルボロにしようかな。」

ベッドに座り、おもいっきり煙を吸い込む

千佳「うーーーん!!おいしい!最高!!」

寝転びながら煙をくゆらす。すると・・・・・・

千佳「ん・・、ベッドの下でごそごそ・・・あっ!茉莉ちゃん!!!」



18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 00:28:50.15 ID:8m3DSTue0

中をのぞくと怯えながらこちらを見る茉莉がいた。

茉莉「あっ、あのね・・。美羽ちゃんとかくれんぼしててね。それで隠れてて・・・」

ばっちり見られてしまっていた。
今にも泣きそうな茉莉ちゃんを見て心臓が止まりそうだったが、すぐに考えをまとめた。

千佳「そうなんだ・・・・・見ちゃったよね。私がタバコ吸ってたの・・・・」

茉莉「うん。あの・・・ごめんね・・・・」

千佳「ううん。いいんだよ。それでね・・・このことは内緒にしてくれる?」

茉莉「うん!誰にも言わないよ。」

千佳「ありがとうね!!お礼に1本吸わせてあげるよ!」



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 00:35:19.54 ID:8m3DSTue0

茉莉「ええっ!!いいよ、私は・・・・・・・」

千佳「少しだけだからっ・・ねっ・・・」

私は連帯感を共有することで秘密を守らせようとしたのだ
抵抗していたけど、無理やり一口吸わせた。

茉莉「うう・・・まずいよお・・・」

すぐにうがいをさせると、ほどなくしてみっちゃんが戻ってきた。

千佳「なんとかなったみたい・・・・・家では用心しないとなあ・・・・」



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 00:38:51.18 ID:8m3DSTue0

学校

私は休み時間体育倉庫で一服するのが習慣になっていた。
その日も、マルボロ面ソールを味わっていた。

すると、人が来る気配がしたので火を消し、跳び箱の裏に隠れた。
誰か来るっ・・・!

千佳「・・・・先生かな・・・・お願い、こっちこないで・・・!」

??「誰もいないか。よしっ!!」



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 00:42:52.66 ID:8m3DSTue0

シュボッ

ふっーっという音とともに煙があたりに立ち込める。
間違いない。
誰かがタバコを吸ってるんだ!
男の子の声だったようだけど・・・

千佳はそーっと覗き見をしたが、おもわず声をあげてしまった。

千佳「笹津くん!」



29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 00:47:28.38 ID:8m3DSTue0

そう、茉莉とアナと同じクラスの笹塚だった。
よく廊下に立たされていて、千佳も廊下を通るときその光景をみていたから、顔を知っていた。
二人からよく話を聞いていたので普段から意識的に観察していたのだ。

笹塚「・・・・アッーーーーーーーーー!!」

大きな声を出して尻餅をつく笹塚。
みると顔は恐怖に怯え、泣き出していた。

笹塚「ご・・・ごめんなさい・・・ぼくっ・・ぼく・・・」



30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 00:49:52.92 ID:8m3DSTue0

手が震え千佳を見上げる格好で声をあげる。

千佳「ねえ、落ち着いて。あなた笹津くんでしょ。私は6年生の伊藤 千佳っていうの。
桜木 茉莉ちゃんとアナ・コッポラちゃんの友達の。」

笹塚「・・・・・あのっ・・・・あのっ・・・・」

泣いて言葉がでない笹塚。
この世の終わりのような顔をしている。

千佳「ねえ。タバコ吸ってたんでしょ。隠さなくてもいいよ。ほらっ、私も・・・」

千佳はマルボロの箱をかざした。



31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 00:51:22.21 ID:8m3DSTue0

笹塚「・・・・・・・い、伊藤さんも吸ってたんですか・・・」

ようやく事態を把握したようで落ち着きを取り戻してきた。

千佳「うん。だから先生に言ったりしないよ。安心して。」

笹塚「・・・よかったーーーーーーーー、うう、わーーーーーーーー」

安心からかまた泣き出してしまう。
千佳は笹塚をなだめて話を始めた。



37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 00:55:02.37 ID:8m3DSTue0

二人は放課後神社でお互いのことを話し合った。
いつ吸い始めたのか、タバコのことが中心だったが、もともと笹津のキャラは知っていたので
会話もはずみ意気投合した。
笹塚も千佳のやさしい性格に心を開いた。

千佳「ねえ。これからはここで一緒に吸わない?夜集まって。」

笹塚「はい。僕もここで時々吸ってましたから。」

お互いやってはいけないことをやってる。
二人は奇妙な連帯感を感じた。



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 01:00:49.85 ID:8m3DSTue0

それから2週間
二人は夜9時に集まり、タバコを吸うようになった。

千佳「笹塚くんなにすってるんだっけ?」

笹塚「マイルドセブンワンです。家にこれしかなくて」

千佳「そんなの味しないでしょ?はい、私の吸っていいよ。」

咥えていたタバコを笹津に渡す。

笹塚「でもっ・・・これ千佳さんの、、、」

顔を真っ赤にして答える。

千佳「あっ・・間接キスになるね・・・・」



41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 01:06:53.31 ID:8m3DSTue0

ふっとお互い照れ笑いを浮かべる。

千佳「でもいいよ。はいっ!」

口に咥えさせると、笹塚はテレながらも煙を吸い込んだ。

笹塚「おいしいです・・・・とっても・・・・」

千佳「でしょ!セブンスターが一番だよね!」

笹塚「千佳さんの味もします・・・・・」

えっと思わず声をあげる。
こんな気持ちは千佳にとって生まれてはじめて経験するものだ。

気づいていた。
私は笹塚くんのことが好きなんだ・・・・・・



44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 01:14:38.49 ID:8m3DSTue0

放課後

千佳は信恵の机の中を見た。
タバコはゼロ。

しょうがないなあと、お財布を取り出す。

最近じゃあ千佳はなければ自分で買うようになっていた。
タスポは誰だかしらないおっさんのをなぜか信恵が持っていたので困ることもない。

タバコを買い、一服。

笹塚くんのことを考えると心が躍る。
いつも夜の二人だけの時間のことを考えていた。
女の子みたいだけどすごくやさしい。

同時に心の痛みも感じていた。
この気持ちを打ち明けたいという感情・・・・!



47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 01:21:01.31 ID:8m3DSTue0

アナ「それでですね。また笹津君が廊下に立たされたのですわ。」

伸恵「今日はどんな理由で??」

アナ「私がドレミの歌を歌って、ファとシが言えなかったのでそこを読むはずがラも歌ってしまったんです。」

伸恵「相変わらず鬼畜だな」

美羽「甘いんだよー、先生も。あんなやつ一日立たせとけばいいんだ。」



48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 01:21:42.43 ID:8m3DSTue0

どうにも聞いていられなかった

千佳「私はそういうの良くないと思うな!」

美羽「へっ?」

千佳「最近先生もやりすぎだよ。皆も半分楽しんでるし。これじゃあいじめじゃない。」

アナ「そこがおもしろいんですわ。あの理不尽な事態に何もできない小動物のような目がいいんですわ」

千佳「でもやりすぎ!私今度先生注意してくるよ!」

・・・・・・・

伸恵「何かあったのか?ちーのやつ・・・」

美羽「さあ・・・・・」



51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 01:27:27.04 ID:8m3DSTue0

学校

先生「では次の問題を・・アナ」

アナ「んーーーーー難しいですわ・・・」

先生「はい、いいよー。じゃあ笹塚やってみろ。」

笹塚「・・・・はい。」

スラスラスラ

先生「正解。じゃあ今のを左手で黒板に書いてみろ」

笹塚「え・・・・・」

先生「廊下に立ってろ、笹塚」



54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 01:33:57.93 ID:8m3DSTue0

とぼとぼと歩く笹塚。
そこに!!

千佳「先生今のなんですか!!」

先生「君は・・・どこの生徒だい・・・・」

千佳「6年の伊藤といいます。今日はこのひどい仕打ちを止めに来たんです!」

先生「・・・あーこれはだなあ・・・まあ・・遊びのようなもので・・・なあみんな・・」

唖然としている生徒達を横目に切り出す。

千佳「先生、このことを他の先生に知られたらやばいでしょうね・・・・」

何も言えず考え込む教師。

千佳「約束してください。もう二度とこんなことしないって。」



58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 01:38:09.00 ID:8m3DSTue0

神社

笹塚「今日はありがとうございました。先生もごめんって謝ってくれました」

千佳「いいのよ。よかったね。」

満面の笑みを浮かべる笹塚を見ていて幸せをかんじていた。

ッ佐塚「・・・・ぼく・・・千佳さんのこと・・・」



60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 01:39:58.93 ID:jKanvnH30

笹塚ちょっと表に出ろ



62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 01:42:13.30 ID:8m3DSTue0

奇妙な沈黙が包む。
まるで体験したことのない感覚に冒される

千佳「このタバコ・・・悪いことだよね・・・・」

さあ塚「・・ええ。良くないですね・・・・」

千佳「じゃあ・・・・少しくらい悪いことしてもいいよねっ・・・・・」

えっと笹塚が声を上げる前に千佳の唇が触れた。
キスだっ!と自覚するまもなく、千佳の唾液とタバコの香りに感覚を奪われてしまう。

・・・・・・・・・・・・・・・・

ふたりは新たな秘密を共有したのだ。



64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 01:43:19.81 ID:Z/KS0nTo0

ちぃちゃんはそんなことしない…そんなことしない



67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 01:44:14.04 ID:8m3DSTue0

タバコうめえwww
一服してくるから待ってて



73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 01:52:52.17 ID:8m3DSTue0

それから二人は夜以外にも会うようになった。
学校・神社、お互いの家にも誰もいない時出入りし、タバコをふかす。
しかし今はそれだけではない・・・・・・・・・

千佳「ん・・・・ちゅ・・・・んっ、息くるしいよ・・・」

笹塚「ごめんなさい・・・でも気持ちくて・・・・」

千佳「ん・・私たち不良だね・・・、こんなこと誰にもいえない・・・」

笹塚「はい・・・・、んっ、はあっ・・・秘密です・・・」



77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 01:57:14.67 ID:8m3DSTue0

千佳「んっ、今日はラークにしようね・・・」

千佳は煙を吸い込むと笹塚と口付けを交わし、煙を口の中に入れる。
そして笹塚もマイルドセブンに火を付け、お返しをする。

千佳「マイセラもおいしいよお・・・笹塚くん・・・・」

二人は大人になりつつあった。



83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 02:04:50.90 ID:8m3DSTue0

美羽「へー、それでまたふったんだ。お姉ちゃん」

伸恵「ああ。よく分からなかったからな。」

美羽「ふーーん・・・。お姉ちゃん今まで付き合ったことあるの??」

伸恵「あっ、当たり前だろ。今はフリーだけど、昔は凄かったんだぞ。」

美羽「じゃあキスしたことある?」

伸恵「・・・ある。ってまつりちゃんもいるのに何聞いてんだ!?」

美羽「皆も知りたいよねー!じゃあその先はあるんですかお姉さま!!」



87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 02:12:25.99 ID:8m3DSTue0

5年生の二人も興味心身で見つめている。
まいったなあと頭をかきながら答えた。

伸恵「・・・・あるよ。最後まで・・・って意味分かってんのか!?」

美羽「もちろん!ねえまつりちゃん?」

まつり「・・・んー・・・・・??」

美羽「ほらっ!前お医者さんごっこやったじゃん!」

まつり「あっ・・・たまご・・・」

美羽「正解!・・・それにしてもお姉ちゃんがねえ・・・」



93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 02:20:09.57 ID:8m3DSTue0

バツが悪そうに落ち着かない信恵

美羽「あたしたちも誰か見つけないとな!なあちいちゃん!」

千佳「あ、うん。そうだね・・・・」

伸恵「バカ!お前らには早いよ・私だって中学入ってからだぞ。」

千佳「お姉ちゃんはいつからタバコ吸い始めた?小学生から?」

伸恵「中学から。小学生からすうなんて不良になるだろ。」

そういわれながらも千佳は気にもならなかった。

タバコのおかげで笹塚くんと知り合えたんだ
おねえちゃんありがと!!



94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 02:21:13.55 ID:O9p5jr1NP

おい日本たばこ協会、今すぐタバコを廃止しろ



96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 02:23:01.96 ID:lFhgtuR70

>>94
非実在少女がタバコで現在進行形に大変な目にあってる
許せんな



99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 02:26:34.52 ID:LwH8kXUf0

      >:::::::ゝ _ ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶
   /::::::::::::7  ヽ::::::::::::::::::::ヘ::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
  /:::::::::::::::, ヘ _ ノ::::::::::::::::/  丶:::::::::ト 、::::::::l:::::::::::::::::::::::::::ハ
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103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 02:28:58.82 ID:8m3DSTue0

下校中

美羽「・・・なんかちーちゃん、時々帰るとき笹塚と帰るよね」

千佳「え・・・まあ、最近仲良くなったんだよ」

美羽「なんであんな根暗男好きになったんだよーーー、私じゃ駄目なのか?」

千佳「そんなんじゃないってば!!」

後ろを見ると笹塚が歩いてくる。

美羽「きたなー、お前なんか廊下に立ってご飯食べればいいんだ」



104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 02:34:09.85 ID:8m3DSTue0

美羽「みっちゃん!やめなさいよ」

美羽にはとてもこの少年がタバコを吸っているとは思えないだろう
千佳も然りだが・・・・・・・・・

美羽「お前家来いよ。遊ぼうぜ」

笹塚「・・・・いいんですか?」

千佳がこくっと静かに笑いながら頷く。
その暗黙のやり取りが二人の仲のよさを悟らせるのだろう。
美羽は終始ふてくされていた。



106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 02:39:42.32 ID:Uk3G0Y7J0

もうやめろ
俺がどうなっても知らんぞ



107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 02:40:25.52 ID:8m3DSTue0

伸恵「おーお前が笹塚か!なんだ女みたいだなあ」

同級生4人に高校生1人、しかも全員女の子ということで笹塚は頭がくらくらしていた
しかし・・・・・・
千佳がいる・・・

美羽「お前なんかおもしろいことしろよー」

笹塚「え・・・・・じゃあ・・・・・廊下に立ってます・・・」

ぶっっ、と4人が全員で噴出した。
まつりまでも口を押さえて噴出している

アナ「HAHAHAHA!最高ですわ!立っていてくださいな」



110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 02:46:16.61 ID:8m3DSTue0

笹塚もえへへと笑っている。
なんとかうまく過ごせそうだ。

信恵「よーし、今日は飲むか」

美羽「おい笹塚。お注ぎしないか」

はいっといってバーボンを注ぐ。

信恵「うめーな!さて愛しのマイセラちゃんっと・・・・・」

すかさず笹塚がライターを取り出し火をつける。

信恵「気が利くなあ・・・でもお前なんでライター持ってるんだ?」



111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 02:48:47.75 ID:XU/Zm364P

喫煙者ってそんな何種類もタバコ持ってるもんか?



115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 02:50:11.70 ID:7wnno91z0

>>111
大抵は同じの



117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 02:52:17.39 ID:8m3DSTue0

やばいと千佳が一瞬慌てるが

笹塚「はい、昨日花火したので。灰皿どうぞ」


その後も話は盛り上がりお互いの仲を深めた。

特にアナとまつりは普段話さない分、余計に新たな感触をつかんだようだ。

アナ「笹塚くんって、おもしろいんですね。これからはお友達になりましょう」

千佳は嬉しそうに見ている
これならみんなにばれても大丈夫かもしれない。

美羽「おい、お前タバコ吸えるんじゃないか」

2人はぎくっとしたが、すぐに美羽のいつもの遊びだと気づく。

笹塚「・・・・では一服・・・・」



120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 02:57:41.13 ID:8m3DSTue0

テーブルのタバコに手を伸ばす笹塚を制止し
すぐに信恵が美羽をゲンコツでたたく。

美羽「いたいじゃんかよー」

信恵「やりずぎだぞ。さすがにそれは私でも止めるわ」

こうして親睦を深め合った笹塚であった

次回予告
幸せの二人に悲劇が訪れる!!
大人たちの魔の手が二人を襲う!!
そのとき美羽は!?

寝ます。
まだ後2章続きあって書きたいんだが、さすがに明日には残ってないよな
まあ、落ちてなかったら書くわ



123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 03:01:01.90 ID:dRkRfdSh0

おすすめの洋物タバコ教えて



128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 03:07:05.68 ID:AX1oMFSc0

信恵 ハンターワン
千佳 アメリカンスピリット
美羽 アークロイヤル
アナ キャスターマイルド
笹塚 ソブラニー

こんな感じかな

>>123
コイーバ



130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 03:08:11.44 ID:VMoTqQOm0

>>128
お前のおかげでアークが糞旨くなった



131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 03:10:02.43 ID:AX1oMFSc0

>>130
ほどほどにね。吸えなくなったら大変だよ



132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 03:13:11.21 ID:I1s+Q5Fg0

>>130
茉莉「ふぅ・・・アークロイヤルうめぇwwwwww」



134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 03:18:55.51 ID:VMoTqQOm0

>>132
ちょっと黄色い箱捨ててくる



139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 03:28:17.49 ID:XplcP1b20

          ,;r'"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ、
         ,r'";;;;:::::;彡-=―-=:、;;;;;;ヽ、
        /;;ィ''"´  _,,,,....ニ、 ,.,_ `ヾ;;;;〉
         `i!:: ,rニ彡三=、' ゙''ニ≧=、!´  笹塚、屋上へ行こうぜ・・・・・・
        r'ニヽ,   ( ・ソ,; (、・')  i'
         ll' '゙ ,;:'''"´~~,f_,,j  ヾ~`''ヾ.  久しぶりに・・・・・・
        ヽ) , :    ''" `ー''^ヘ   i!
        ll`7´    _,r''二ニヽ.     l  キレちまったよ・・・・・・
        !:::     ^''"''ー-=゙ゝ    リ
        l;:::      ヾ゙゙`^''フ    /
        人、      `゙’゙::.   イ



155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 12:50:57.10 ID:8m3DSTue0

伸恵「・・・・ここは・・・・ん、私は何してるんだ・・・」

何やらボーとしているが、どうやら家らしい。
目の前では制服を着た妹の友達が数学を勉強している。

ああそういえば期末テストの勉強をしてるんだったな。
もう皆も高校1年生だ・・・・

千佳「ただいまー。あら、みんな来てたんだ。」



156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 12:55:51.93 ID:8m3DSTue0

妹の千佳だ。
ずいぶん背も大きくなって女らしさを増してきている。

美羽「ちーちゃんがこないと進まないよお。アナなんか中学の英語も分からないんだから」

そういえば千佳が一番成績良いんだったな・・・・
わが妹ながら素晴らしい・・・・ん?

千佳はテーブルに座るとおもむろにHOPEのタバコを取り出し火をつける。

伸恵「・・・・お前たばこ吸ってたっけ?」



158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 12:59:46.13 ID:8m3DSTue0

千佳「何言ってんの、お姉ちゃん。当たり前じゃない」

シュボッ

思いっきり煙を吸い込み、三回で吸い終わる。
そして、あたらしいタバコに手をつける。

・・・・・・・
HOPEを20秒もかからず吸っている

??「こんにちは」



159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 13:08:51.72 ID:8m3DSTue0

アナ「あら、来ましたわ」

後ろを見ると長いブラウンの髪の男が立っている。
身長は180位あるかな。
学ランを来たガタイの良い・・・・

千佳「笹塚くん。私英語やるから、美羽たちに数学教えてあげて」

そうか。
笹塚だ。
そういえば千佳と付き合ってたんだっけ。
・・・・、まあいいやつだし私も気分よく迎えたんだっけ?

笹塚「じゃあ失礼しますね・・・、その前に一服・・・」



161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 13:22:19.10 ID:8m3DSTue0

おもむろにカバンから葉巻を取り出し、スパスパ吸い出した。

モクモクモク・・・・

伸恵「げほっ、お前・・・葉巻なんて吸うのかっ・・・!」

きょとんとした顔で見つめている笹塚。

笹塚「ははは、いつも吸ってるじゃないですか。そうだ、お姉さんにも・・・」

キューバ産だという葉巻セットを差し出す。

・・・・まあ、・・・私が何か言えた事ではないな・・・・



162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 13:34:54.90 ID:8m3DSTue0

前を見ると、なんと美羽・アナちゃんまでタバコを咥えながらじゃれ合っている!

美羽はラッキー・ストライク
アナちゃんはパイプを加えて・・・・・

美羽「今日は疲れたし、遊びに行こうぜ!」

アナ「そうですわ。まだ期間もあるし、テストなんて進級できればいいんですから」

千佳「じゃあ、例のクラブに行こうか。今日は木曜だからパーティーやってるよ」

まつり「やったー!私タバコは駄目だけど、アレはイケルんだよね!」

美羽「あんまやっちゃだめだぞ。まつりちゃん、いつもキメすぎるんだから」



164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 13:44:18.13 ID:8m3DSTue0

やな予感がしたので一応聞いてみる伸恵。

「・・・アレって何?酒とかか・・、な?」

一様に笑い出す5人。
何か怖さをかんじるのは私だけか・・・・

アナ「今日はアッパー系ですから、楽しめますわよ。お姉さまもお金は気にせず楽しんでくださいまし」

笑い声が頭に響き、伸恵は叫んだ


・・・・・・・・・・・・・・・・・


伸恵「・・・・・・・・・・夢か・・・・・」



165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 14:00:03.59 ID:8m3DSTue0

今日も一日が始まる。

朝起きて一服。
飯食べて一服。
登校中に2服。

愛子「おはよーー、うわっタバコくさいよ」

香水を渡してくれる友達。

授業中は2時間が限度。
つまり三時間目と昼休みにタバコをふかしに行くことになる。

その日も体育倉庫で3服目のタバコに手をつけていた。



167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 14:14:37.62 ID:8m3DSTue0

伸恵「なんでたばこっておいしいんだろう・・・・・・」

そんなことを考えているとガタッと音がする。
やばいと感じるより前に人が現れた。

見ると制服姿の男子生徒。
ふいに安堵する。

よかった、生徒ならどうにでもなる・・・・・、んっ・・・・

うっ、とおもわずうなってしまう。
それはこの前振った男の子だった。



170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 14:30:29.70 ID:8m3DSTue0

田村「あ・・・伊藤さん・・・・、あっ・・えー・・・」

言葉が出ないようだった。しばし考え、

伸恵「・・・・・・おー田村くんじゃない。まずいとこ見られちゃったかな」

はははとバツが悪そうに苦笑いをする。
大丈夫、こいつは頼めば他には喋らない。

伸恵「・・・それでさ。このことなんだけど・・・・」

タバコをふかしながら、マイセラを指差す。
まるで緊張の様子もない・



171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 14:36:47.69 ID:8m3DSTue0

田村「あっ、うん。誰にも言わないよ。・・・」

伸恵「そうか!ありがとうな!」

気にも留めていない様子で外に出て行こうとする伸恵。
不意に振り返り、

「・・・なんか悪いから今度何かおごってあげるよ。それでチャラにしよう。」

田村「えっいいよ、そんなの・・・」

いいからと強引に約束を取り付ける。
借りは作りたくなかった。



173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 14:42:06.79 ID:8m3DSTue0



美羽「えーー、じゃあそいつとデートするの!?」

美羽「違う!奢るだけだ。いつものファミレスあるだろ。それでお前らも一緒に」

一対一では何話していいかも分からないので4人を呼ぶことにしたのだ。

アナ「じゃあチョコレートパフェ食べられるんですね」

アナちゃんとまつりちゃんは手を合わせて喜んでる。

伸恵「めんどくさいけど・・・・まあ仕方ないか・・・」



174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 14:55:36.79 ID:8m3DSTue0

日曜日

伸恵「喫煙席お願いします」

当然のようにタバコをふかしながら席に座る。

伸恵の横には美羽・アナ・まつり
向かいには田村・千佳

・・・・・・・・・

沈黙・・・・・・

子供たちも何やら静かだ。
こういうときに限って美羽も騒いでくれない。

どうしたもんかと辺りを見渡すと・・・・

いつものおじいさんがいた。



175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 15:15:07.60 ID:8m3DSTue0

ピンときた伸恵は美羽に、

「おい、あのおじいさんがいるから迷惑かけたお詫びにごちそうするから呼んで来い」

こうしておじいさんも加わることになった。

元々無口だが、いじりやすいので美羽たちの遊びの材料になる。
伸恵がタバコ吸ってても何も言わない
おじいさんは、ハイライトを吸うようだ。

ばーん、がしゃっ!どーん

またやってしまった・・・・・
とはいえ、田村も楽しんでくれたようだ。

お代はおじいさん持ちになった。



176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 15:26:24.49 ID:8m3DSTue0

ほんわかもいいけど
たまには欝展開もいいよね!

神社

千佳「やっぱセブンスターの香りは特別だよねー」

いつものように物陰で並んでタバコタイム。
145cmほどしかない二人がまさかタバコをふかしているとは思わないだろう。

笹塚「千佳さん・・・僕にも煙ください・・・」

自然と唇を交わす二人そこに・・・・

ヤンキー「おい、こいつらいちゃついてやがるぜ!」

お出かけしてくるか・・・・



190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 20:01:23.23 ID:8m3DSTue0

見ると3人の不良が歩いてきた。
不快な香水の香りを漂わせ二人を見下ろす。

山崎「ガキのくせにいちゃついてんじゃねーよ!おい、こら」

笑いながら汚らしい長髪の男が怒鳴る。

岡崎「おい、こいつらタバコ吸ってやがる。不良じゃねえか」

坊主のラッパー風の男がタバコを取り上げる。

国崎「へー、いいもん吸ってんじゃん。てことは金も持ってんだよな」

笹塚「・・・・あの、お金・・・あげますから・・誰にも言わないでください・・」



192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 20:13:20.33 ID:8m3DSTue0

そういうと笹塚は2000円をハゲに渡した。

国崎「おい!たりねーよ困難じゃ、舐めてんの?」

いきなり胸倉をつかむ・
千佳はやめて!と叫ぶと同時に3人目の男が制止した。
金髪のオールバックで、不気味な感じがした。

桐山「・・・まあいいじゃない。今日はここまでで。とりあえず連絡先教えてもらおうか」

二人は成す術もなかった。



194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 20:33:05.40 ID:8m3DSTue0

それから、ちょくちょく呼び出されては金をむしり取られた。
相手も分かっているらしく、大きな金額は要求しない
一回5千円程度。
あとはパシリ的なことをやらされる。

基本的に笹塚が対応している。
千佳にはやらせたくないという思いがあったのだ。



195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 20:36:25.85 ID:8m3DSTue0

しかし今回は内緒で千佳がお金を払うことを連絡した
負担ばかりかけられない・

山崎「今日は壌ちゃんか、まあ座れや」

男たちの溜まり場。
汚いアパートの中は、不純なものであふれている。

千佳は5千円を手渡した。

国崎「へへ。よくみれば可愛いじゃねえか」

下卑た笑いをして千佳の顔に息を吹きかける。



196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 20:38:10.03 ID:8m3DSTue0

桐山「・・・でも、小学生にしてはキツイ額だろ。大丈夫なのか」

正直限界だった。貯金・借金、これ以上はだせない。

山崎「そうだよな。そこで、だ。金以外のもので払ってもいいんだ、あんたならな」

やな予感しかしなかったが、どうしようもないことも事実だった。

千佳「何を・・・すればいいんですか・・・」

へへっと笑い、山崎がおもむろに唇を奪う。
同時に無理やり服を脱がそうとした。



198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 21:03:07.68 ID:8m3DSTue0

千佳「やめてください!!、うっ・・・いやっ・・・」

抵抗してもかなうはずがない。
一気に上半身は脱がされてしまった。

桐山「・・・まあ無理やりは良くないな。そうだな、こうしよう。
あんたが嫌なら、男のほうにやってもらう。ショタ好きの変態が高く買いそうだ。
そのときは悪いが再起不能になるまで壊れちまうだろうね」

桐山「ただし俺たちはむりにはしない。そうだな、今日は誠意を示してもらうために
山崎のを一本やってもらおうか」

山崎はチャックから男根を取り出した。

千佳のうっといううめき声を聞いて、一同は爆笑する。

山崎「今日はここまでにしてやる。ただし、次からは2万ずつ持ってこい。」



202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 21:17:35.22 ID:8m3DSTue0

とんでもないことになった。
2万円・・・・・・・
今の2人にとっては莫大な金額だ。

でも・・・・
笹塚は思った。
とにかく僕がなんとかするしかない。
千佳ちゃんを守るためならどんなことだってするんだ

その日笹塚は夜まで考えを練った・・・・・・・



203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 21:18:58.44 ID:8m3DSTue0

翌日
学校

先生「・・・では、次の問題を・・・・笹塚!」

笹塚「やりたくないです」

先生「よし、ひさしぶりに廊下に立ってろ」

ガラガラ

よし。
まずは成功した。後は・・・・

ころあいを見図り、笹塚は1階へと降りていく。



207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 21:23:40.03 ID:8m3DSTue0

向かったのは職員室だ。
一応確認し、扉を開く。
思ったとおり人が少ない。

今日は低学年が合同で遠足に行ってるんだ。

担任の机は一番端にあり、笹塚の小さい身長なら今は気付かれない。
机の中を漁るとすぐに札束入りの封筒が出てきた。
銀行のトラブルで何人かが現金で手渡したのだ
思ったより早かったのが幸いだ。すぐに職員室を後にした。



208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 21:27:53.09 ID:8m3DSTue0

山崎「おっ、まじで持ってきたのか!」

笹塚「・・・・千佳さんには手を出さないでください・・・」

岡崎「まあ金さえあれば問題ねえよ・・。」

笹塚「・・・それで・・・、もうこれっきりにしてください・・、限界で・・」

岡崎の顔が一気に変わる。

岡崎「おいそりゃあないよな。俺たちは暴走天使の一員。
お前の彼女の家に追い込みかけるのもわけはない・・・、わかるだろ?」

3人は、2人が金づると分かってからは冷静な脅しを続けてくる。

結局どうしようもなかった。



211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 21:35:50.93 ID:8m3DSTue0



美羽「ちーちゃん、お願い話してよ。あたし達親友でしょ!?」

美羽は何かあると前々から思っていた。
しかし、それが深い部分にあると感じ、ついに千佳を問い詰めた。

初めは何も言わなかった千佳だったが、ついに自分の弱さをみせる。

千佳「・・・・・・・みっちゃんーーーーーーー!!」

美羽「・・・よしよし、何も心配ないぞ・・・・・」

千佳「うあーーーーーーっ・・・んくっ・・・ぐす・・・・」

柄にもないと思ったが、たぶんこうすべきなのだろう。
優しく抱きしめた

・・・・・・・

その後、千佳は全部を打ち明けた。



215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 21:44:02.21 ID:8m3DSTue0

笹塚家

ママ「・・・はい、あなたの言ってた2万円。」

笹塚「えっ・・・・、いいの?」

笹塚は給食費に手をつける前に母親に相談して断られたので、悩んだ結果行動に移したのだ。

ママ「あなたが言うからにはよっぽどのことなんだものね。大事に使いなさい」

感謝せざるをえない。



217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 21:51:21.85 ID:8m3DSTue0

翌日、笹塚はまた廊下に立たされたのを利用して、お金を戻しに行った。

今日も運がよく、人がいない。
すばやく戻し、扉に行こうとした瞬間!!

先生「・・・・笹塚、ちょっと来い」

見つかってしまった。

個別の部屋に通され、話を聞く。
どうやら、昨日の段階でお金がないのに気付いていたらしく、笹塚を怪しんでいたらしい。

先生「・・・でもな、お金を戻しに来たってことは盗ろうとした訳じゃなく、本当に必要な状況だったんだろう?
何か教えてくれないか」



220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 21:56:48.03 ID:8m3DSTue0

笹塚「・・・・それは・・・・無理です」

先生「・・・なぜ??」

笹塚「僕はあとで先生に自首しようと思っていました。僕のことは親に話してもらっても構いません。
でも・・・・・・それだけは勘弁してください!!」

土下座をする笹塚。
先生は彼に、男の信念をみた。

先生「・・・・・わかった。お前を信じる・・・」

笹塚「じゃあ・・・・・・」

先生「許しはしないぞ。もちろん」

先生はため息をついた。

先生「とりあえず、廊下にたってろ」



222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 22:08:08.54 ID:8m3DSTue0

長くなるけど短くしたほうがいいか?

タバコ足りねえ



224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 22:10:40.53 ID:B6FLVv350

やりたいようにやってくれ
それがいちばんいい



225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 22:11:49.80 ID:mhxzyG2y0

とりあえずちんこしまった



226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 22:13:22.20 ID:8m3DSTue0

了解
今日も保守頼むわ


伸恵「やろー、見てろ。思い知らせてやる!」

美羽の判断で伸恵に全てを話したのだ。

伸恵は怒りに震え、物凄い形相で机を叩いた。

千佳「でも、お姉ちゃんに迷惑かけられないよ・・・・」

伸恵「・・・お前な・私をもっと信頼しろよな・・・・」

伸恵は千佳を抱きしめると、千佳は思わず泣き出してしまった。

千佳「・・・・・うう、ぐすっ、怖かったよ・・・、う、ひっく・・・」

伸恵は硬く抱きしめながら自分が気付かなかったことに不甲斐なさを感じた。

伸恵「・・・・・みてろ。クソヤンキーども・・・・。私は許さないぞ・・・」



228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 22:27:00.72 ID:8m3DSTue0

土手下

山崎「おー、千佳ちゃん、よく来たねえ。」

例のごとく三人が待っていた。

山崎「さあ、3万円持ってきたかい?」

千佳「・・・もうあなたたちには払いません!」

はっきりと答えた。

岡崎「へー、じゃあその体で払ってくれるのか・・・・・、桐山さん、いきますか?」

桐山「俺はロリコンじゃねえ・・・。お前行けよ・・・」



230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 22:34:40.77 ID:8m3DSTue0

山崎「おい、初めは俺だぞ。処女なんてなかなか食えないからよ」

山崎が忍び寄る。すると・・・・
物脇から伸恵が動き出した。

伸恵「きたねえ手でうちの妹に触るなよ、クソども」

三人は一瞬ビクッとしたが、女と分かると安堵を浮かべた。

国崎「なんだよ・・・。姉貴かよ。おい、こいつもいただこうぜ。」

国崎が忍び寄ると、伸恵はもっていたスタンガンで粉砕する。

ビリビリビリ

一瞬で地に倒れる岡崎。



231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 22:42:14.19 ID:8m3DSTue0

山崎「こりゃあ、すげえや。とんだ不良の姉ちゃんを持ってたとはなあ、おい!」

じりじりと忍び寄る山崎に対し、距離をとる伸恵。

かさっ

音がしたかとおもうと、伸恵が石を投げつける。

山崎の顔にクリーンヒットし、よろけた瞬間にスタンガンと膝蹴りのコンボを浴びせる。

がたっ

山崎も倒れ、残りは桐山一人になる。



235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 22:49:02.06 ID:8m3DSTue0

生暖かい風が吹き、桐山の髪がなびく。

桐山「あんた・・・・素人じゃねえな。その根性とケンカ・・・・、レディースにでも入ってたか?」

伸恵「・・いや・・・・」

桐山「じゃあ、暴走天使って知ってるだろ?浜松一体を指揮する暴走族。本部は湘南にある全国最大の族。
俺はそこの構成員の一人だ、だから・・・」

伸恵「関係ねーな。そんなこと・・・」

唾を吐き捨て言った。

伸恵「あんたはあたしがぶち倒す・・・・」



236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 22:59:30.72 ID:8m3DSTue0

桐山は空を見上げ、首を鳴らす。

その瞬間、一気に飛び込んでいった。
千佳のお姉ちゃん!という声が聞こえるころには、タックルを食らい体がよろめく。

すかさず桐山はスタンガンを振り払った。
同時に、顔面に2発、腹に一発手加減なしで殴りつける。

伸恵「・・・ぐふっ・・・ん・・・・」

口から血がだらだらと流れる。
頭もガンガン痛い。

横を見ると、千佳が取り乱している。
でも叫んでも、こんな何もない土手じゃあ無意味だろう。



238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 23:02:06.84 ID:8m3DSTue0

伸恵も殴りかかるが簡単によけられる。
そして、もう一発フックをもらい完全に倒れる。

桐山は押し倒す格好で首を絞めにかかる。
実力が違う。ケンカ慣れしていて、力では適うはずもない。

桐山「終わりだ・・・おれはロリコンじゃねえが、お前は美人だからいただくことにする、そして・・・」

なにやらやかましい音が聞こえる。



241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 23:04:47.03 ID:8m3DSTue0

桐山「聞こえるだろう・・・。処女をまわせるってことで声かけといたんだ・・・

4人の男がバイクで到着する。

森田「うひょー。二人もいるんすか。しかも、一人やべーじゃん!小学生じゃん!」

下卑た笑いをしながらバイクから降りる。

桐山「舐めたことした罰だ・・・妹が犯されてるところをたっぷり見せてやる・・・・」

満月の輝く夜だった。


次回予告

絶対絶命!
集団レイプフラグ!

そのとき笹塚は神社で、キャスターを吸っていた!



258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 23:31:50.00 ID:8m3DSTue0

伸恵「・・・・私はどうなっても・・・いいから、妹は、助けてくれ・・」

桐山「・・駄目だな。このままじゃ浜松支部副隊長の示しがつかねえ・・・」

馬乗りの状態で桐山は伸恵の胸をわしずかみにする。

伸恵「・・・・くっ・・・」

桐山「悪いな。俺もこんなのは好きじゃない・・でも・・・」

桐山「あんた相当イカしてる。女でこれだけできるやつはそうはいない、なあ・・・」

桐山「俺の女にならないか?」



261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 23:40:40.95 ID:8m3DSTue0

優しく舌を、へその辺りから胸へ移動させる。
そして、乳首を口に含め転がすように舐める。

小さな声を桐山は聞き逃さなかった。
丹念に愛撫を続ける。

森田「桐山さん!もうやっちゃっていいすか?」

みると3人で、千佳を塞ぎこんでいる。

桐山「待て、そいつはこいつが終わってからだ。」

桐山は行為に集中しすぎて周りのことが目に入らなくなっているのを感じた。
こんなことは初めてのことだ。



264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 23:54:30.80 ID:8m3DSTue0

Gパンに手をかけ、パンツと一気に剥ぎ取る。
尋常じゃない抵抗だったが馬乗りになっているので、効果はない。

千佳「・・・ううっ・・・お・・ねえちゃ・・・ん・・おねえ・・」

千佳の目が絶望を感じているのが見える。
もう、終わりなんだ

伸恵「・・ちい・・・大丈夫だから・・・大丈夫だから・・・!」

桐山「あんま濡れてねーが大丈夫だろ。・・・あんたまさか処女じゃないか?」

桐山「HAHAHA!これはいい。じゃあ・・・」

ズボンに手をかける。

千佳「いやあああああああああああああああああああああああああああああああ」

千佳の絶叫だけがむなしく響いた。



270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:10:04.82 ID:W2EjnspO0

ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
パラリラパラリラ

轟音とともに痛いほどのライトが土手に向けられる。

桐山「・・・なんなんだ!?お前らが呼んだのか??」
4人は一様に首をふる。
10台近くのバイク土手下に進入してきた。

桐山「・・・・・誰だ・・・お前?」
先頭の男がヘルメットを取る。

「俺は鬼塚栄吉・・・だ・・・」

!?!?!?!?!?!?!?

桐山「・・鬼塚といえば・・・、2代目暴走天使総長を倒したあの・・・・・」

?????????

桐山が話している最中に、懐に入り込み、アッパーを食らわせる。

1秒もかからなかった・・・・
長い夜は終わったのだ・・・・・・

伸恵は中学時代の友達である坊屋に連絡を取り、ちょうど1号線を走っている仲間に知らせてくれたのだ。
暴走天使の浜松支部は一夜で解散させられ、当事者の三人は湘南に拉致された。



272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:14:54.63 ID:UbbbmldZ0

超展開wwwwwwww



273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:16:38.39 ID:W2EjnspO0

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その後

千佳「おねーちゃん!!!ごめ・・・ん・・・ね、うう・・・」

伸恵「・・大丈夫だよ・・・・これからは何かあったらちゃんというんだぞ・・・」

幸いたいした怪我もなく皆元の生活に戻ることができたのだ。

伸恵「二人ともタバコ吸うときはうちで吸うんだぞ。」

笹塚「はい・・・。ありがとうございます・・・・」

美羽「・・・うん。でも良かったよ。これで元に戻ったね!!!」

皆の笑いが家を包む。苺ましまろたちは守られたのだ・・・・・


                        第一部完



274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:16:38.49 ID:kOl0E42u0

俺「これで一件落着か、千佳ちゃんっていったっけ?よく頑張ったな、お兄さんがアイス奢ってあげるからおいで」

千佳「おにいちゃんほんと!?うん!行く!」

伸恵「気をつけていってこいよー」


終わり



278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:20:15.99 ID:W2EjnspO0

第二部
5人は温泉旅行に出かける。
それにくっ付いて来たハイエナ笹塚の性欲が始めて開化する。
時を同じくして暴走天使4天王、龍二は浜松支部壊滅の処理をするため浜松に

そこでであった松岡美羽に惚れ込んでしまう!!

次部 たばこにかける想い

笹塚VS暴走天使
ましまろたちを守れるのか!?

                        第一部完



281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:26:59.86 ID:W2EjnspO0

需要ないのが明らかなのでここで打ち切りにします





283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:30:43.54 ID:HnLVLU4D0

おつ!!



284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:31:36.89 ID:YKV87smi0

乙←煙なんだからね



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    コメント一覧

      • 1. 名無し
      • 2011年01月29日 12:30
      • のぶえ死ね(喫煙者だから)
      • 2. 70年代ルック
      • 2011年01月29日 12:57
      • 許した
      • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2011年01月29日 13:27
      • 急展開すぎるだろww
      • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2011年01月29日 14:17
      • 1年前のスレかよ!
        第二部まだ?
      • 5. あ
      • 2011年01月29日 14:36
      • 何この展開ありえる
      • 6. 以下、VIPにかわりましてショタコンの座標移動がお送りします。
      • 2011年01月29日 15:52
      • のぶねぇマジ天使
      • 7. な
      • 2011年01月29日 22:47
      • のぶねぇは天然ぱいぱん
      • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2011年01月31日 02:19
      • 昔からの疑問だけど、
        なぜ暴走天使と書いてミッドナイトエンジェルと読むのか
      • 9. ◇
      • 2011年02月12日 19:55
      • 伸姉△
      • 10. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2011年08月07日 11:10
      • クソつまんねー
      • 11. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2011年10月06日 10:58
      • 伸姉原作で教室内で堂々と吸っとるやん
        先生に「1服していいですか」とか言ってるやん
      • 12. あ
      • 2011年11月24日 18:13
      • 文章が下手糞すぎてネタかと思った
      • 13. 浜っ子
      • 2012年02月27日 06:25
      • ましまろ×純愛組とか俺得www

        ※8
        暴走は深夜にするだろ
        昼集会なんかもうやんなくなったし

    はじめに

    コメント、はてブなどなど
    ありがとうございます(`・ω・´)

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