- 2005-07-04 21:19:57
- 回答No.2
多分、レーザー光のビームの幅のことだと思います。
輝線スペクトルのスペクトル幅とも考えられなくはないですが。。。)
現在CDやDVDに情報を記録するのに赤外色レーザー光が使われています。また最新のDVD書き込みでは青色レーザー光が使われます。
その記録面のトラックピッチがレーザーの線幅といえますね。DVD-RAM(片面0.47GBタイプのもの)で0.615ミクロン(マイクロメーター:1ミクロン=1/1000000 mのこと)がトラックピッチですので、レーザーの線幅は0.5ミクロン(500nm:ナノメータ)位でしょうか。
光の線幅はその波長によって限界がありますので、赤色レーザー光よりは波長の短い青色レーザー光が使われる方向に進んでいます。
レーザー光の線幅というのは、どこまでレーザービームを絞れるかということで、それは以下に半導体レーザー発信器のミラーの微細構造を精密に加工できるかということによって決まるといえるかと思います。
現在の半導体製造技術では数10ナのメータのICパターンの回路設計が行われていて、電子ビームの加工精度ですね。それより細かい微細構造はX線を使って加工されます。
これらの技術を使って半導体レーザー光発生デバイスは作られますので、それよりはレーザー光の線幅は太くなるでしょうね。それが限界となるでしょうね。