第41回

アクセスログについて その1


皆様はアクセスログという言葉をお聞きになったことはございますでしょうか。Webサイトを運営されている方は、活用しているかどうかは別にして、アクセスログというデータを手にしています。「アクセスログ分析が重要である。」とネットマーケティングでは常に言われることですが、何が一体、どこまでわかるのでしょうか?今回よりマーケティングを考える皆さんのために、「アクセスログ分析」について紹介していきます。

ヒット(Hit)ではなくページビュー(PV)で管理する

 まず、皆さんはHit数とPV数の違いをきちんと認識されているでしょうか? インターネット黎明期の頃、うちのサイトはアクセス数がなんぼや!みたいな話がありましたが、多くの見栄張りサイトはHit数をアクセス数と呼び、自社サイトのアクセス数が多いことを自慢したものでした。現在、アクセスログ分析を行うにあたって、主流なのはHit数ではなく、PV数で管理する手法です。

Hit数
ユーザーがアクセスしたファイルの数。画像等のHTMLファイル以外のファイルを全て含んだ数です。
例1 テキストと3枚の画像で構成されたページの場合
そのページにアクセスした時のHit数はHTMLが1つ、画像が3つの計4Hitです。
例2 テキストと99枚の画像で構成されたページの場合
そのページにアクセスした時のHit数はHTMLが1つ、画像が99の計100Hitです。

PV(ページビュー)数
ユーザーがアクセスしたHTMLの数。画像等のHTMLファイル以外のファイルは含みません。通常はこのPV数をアクセス数として議論するのが一般的ですが、フレーム分割されているページは一度に2PVとなったり、CGIやASP等のプログラムを利用して、動的にページを生成している場合、Hit数は増加しますが、PV数は増加しません。


■どのページのPVを管理するのか?


 では、PVをどのように管理すべきでしょうか?一般的には、Webサイト全体のPVとトップページPVを管理します。これを月毎等時系列に比較することで、Webサイトの活用度合いを測定できます。また、特定のディレクトリやページに注目することで、商品紹介ページ等でどの商品がよく見られているか?とか、男女別ページ等を分けることで、会員登録させずに、男女比を探ることができたり、商品紹介ページ→購買申込個人情報入力ページ→送信後ありがとうページ等の推移を追うことで、ユーザーがどこでためらったか等を探ることができます。こうしたPVの管理を効果的に行うには、あらかじめどういうデータがほしいのかを決めて、アクセスログ分析がしやすいように、Webサイトの設計・ディレクトリ名・ファイル名をつけることが重要となります。


■ユニークユーザー数を把握する

 PVはユーザーが閲覧したページ数ですから、同じ人が2回以上そのページにアクセスしている可能性はあります。アクセスログより、同一IPアドレスからのリクエストを同一ユーザからのリクエストとして解釈することで、ユニークユーザ数の概数を把握することができます。全体PVとトップPVとこのデータをつきあわせることで、実際のユーザー数が見えてきます。

※ただし、IPアドレスは、企業内のプライベートLANからのアクセスだと複数のユーザからのアクセスが同一IPにまとめられてしまいますし、逆にISP経由だと同一ユーザからのアクセスであっても接続しなおすと異なるIPが振られたりするので、サイトの性格によって、大きくなる方向と小さくなる方向のどちらに誤差が振られるかがかわってきますので、あくまで概数とご理解ください。

 

 

編集後記:かなり内容が理解しにくいものとなりましたが、アクセスログを分析することが、Webマーケティングの第一歩となりますので、今回を含め何回かをお付き合いいただけましたら、自社のHPのアクセスアップにつながることと思いますので宜しくお願いします。

 

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