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【サッカーなんでやねん】韓国メディアが「香川」「本田」ら特集した「FIFA機関誌」にイチャモン…「旭日」を「日の丸」に変更する弱腰対応は遺憾

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【サッカーなんでやねん】
韓国メディアが「香川」「本田」ら特集した「FIFA機関誌」にイチャモン…「旭日」を「日の丸」に変更する弱腰対応は遺憾

韓国がイチャモンをつけたFIFAの機関誌の表紙。このどこに政治的な意味合いがあるのだろう

 今回の「THE FIFA WEEKLY」は欧州でブームとなっている日本のサッカー選手を特集。なでしこジャパンの大儀見優季と熊谷紗希のインタビューや、Jリーグの紹介記事などが掲載されており、人気漫画の「キャプテン翼」が日本のサッカー選手に与えた影響などについても言及している。

 その日本選手特集を端的に表現するものとして「旭日」を使っただけだ。実際、共同通信の取材に、FIFAは「政治的な意味合いは全くない」と話したというが、まさにその通りだろう。韓国メディアの異常な反応に驚いたのが正直なところではないだろうか。

 もっとも、情けないのはFIFAがあっさりと表紙のデザインを変更した点。7日には「旭日」のデザインが「日の丸」に変わっていた。共同通信によると、FIFAの広報担当者は「公式な苦情はないが、もし感情を害した人がいるなら謝罪する」との談話を出したというが、謝罪する必要は毛頭ない。

 前回の「なんでやねん」で、仁川アジア大会男子サッカーの日韓戦で初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した安重根の肖像画を描いた幕を掲げた韓国サポーターの愚行を正すには、FIFAに訴えるしかないと書いた。だが、今回の弱腰ぶりを見ると、あまり期待は持てそうにない。

 声高に訴えれば、横車も通ってしまうのか。韓国に「FIFAもくみしやすし」と思われてしまったのであれば、まったく遺憾である。

(北川信行)

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