●スイッチを入れる順番はあるのでしょうか 
          
          通常、電源は周辺機器から先に入れ、次に本体の電源を入れます。
          これは、Windowsが起動するときに、周辺機器を認識するためです。
          スイッチの入っていない周辺機器は、パソコンに認識されないため、動作させることができません。
          ただし、スピーカーのように後から電源を入れても問題なく使用できる周辺機器もあります。
          最近話題のUSB端子のついた周辺機器ですと、ホットプラグとなっているため、パソコンを使用中でも自由につないだりはずしたりすることができるようになりました。
          
          
          ●コンセントにアース線がついてるんですけど、アースしなきゃだめ? 
          
          アースはできるだけ接続してください。
          エアコン用のコンセントなどについているアース用端子などがあれば、市販のアース線で延長して取り付けてもよいでしょう。
          やっぱり不安だと言う人には、電気工事やさんに接地工事をしてもらってください。
          ただ、パソコンを使用する環境にもよりますが、洗濯機や衣類乾燥機などの水周りで使うものや、エアコンなどの様に大電力で動作するものと違い、パソコンはアースをつけなかったからといって、特に危険な問題はありません。 
          
          
          
          ●ブロードバンドってなぁに? 
          
          ブロードバンドとは日本語に直訳すると「広帯域」という意味だそうです。(ますますわけわかりませんが・・・)
          一般的に従来の電話回線やISDNなどと区別して、高速大容量通信回線のことをまとめてブロードバンドといいます。
        具体的には、CATVインターネット、xDSL(ADSLなど)、光ファイバーを利用したインターネットなどのことです。従来のアナログ電話回線やISDN回線でのインターネットに比べ、数倍〜数十倍のスピードになります。 
        
        たとえばアナログ56kbpsからADSL回線に切り替えると、今までのインターネットと大きく変わり快適なダウンロードが可能になります。
          たとえば、いままで10分間かかっていたファイルのダウンロードが数十秒〜数分になります。
          ホームページなどにもテレビのような高画質の画像や映像を使用すことができるため、表現力の高いホームページが増えることになります。
          インターネットゲームは反応も早くなり、よりリアルに。画像を使ったチャットなどもテレビ電話のようにスムーズにたのしめるようになります。 
        CATVインターネットは数年前から、ADSLは2000年から、光ファイバーは2005年(予定)からサービスが開始されます。
          どれも全国でサービスが提供されているわけではなく、プロバイダも対応していなければ利用できません。
          導入にあたっては、サービス提供区域かどうか、プロバイダが対応しているか、導入の費用、月々の費用など、いろいろなことを検討する必要があります。 
          
          
          
          ●MP3ってなぁに? 
          
          MP3とは、音のデータをインターネットやパソコンで扱えるようにしたファイル形式です。
        通常、音楽などのデータをパソコンに記録しようとした場合、大変大きなデータ容量となってしまいます。
          メディアに記録したり、インターネットでデータをやり取りするためには、音質を落とさないように、なおかつできるだけ小さな容量に圧縮することが必要です。
        実際にMP3の音を聞いたことがありますか?CDやMDとほとんど変わらないクリアな音が楽しめますね。
          MP3は音楽CDと同じぐらいの音質にもかからず、ファイルのサイズを約10分の1にすることができます。つまり、1枚のCD-ROMに10倍の音声ファイルを保存することができます。
        MP3は小容量のためダウンロードしやすくなり、 MP3を使った音楽の販売がインターネット上で開始されています。
          CDショップに買いに行かなくても、自宅に居ながら購入することができ、いまではインターネットだけで曲を販売しているアーティストも出現しています。
          また、自分で作成した音楽を、自分のホームページからダウンロードできるようにすれば、世界中の人に自分の音楽を聴いてもらうことができます。 
        
        ただし、パソコンで、MP3を再生するためには専用のソフトウェアが必要ですが、パソコン以外でも、MP3プレーヤーがあれば音楽を楽しむことができます。
          MP3プレーヤーは音楽の記録メディアとしてメモリーを使用しますので、小型化が可能になり、テープやCDなどのように回転させたりする部品やヘッド・ピックアップもないため、音飛びが無く、電池の持ちもよく、故障しにくいといわれています。
          
        
        ●WindowsXPって、いったい何が変わったんですか? 
          
          Windows98・MEと比較した場合、大きく変わった点は、やはり「安定性」がよくなった点でしょう。
        パソコンでトラブルが起こると、たいていの場合、修復やリカバリして環境を元通りに直すのに大変時間がかかります。
          わからないときは、お店やパソコンの詳しい人に聞いたりみてもらって直さなければなりません。
          WindowsXPは信頼性に定評のあるWindows2000をベースに設計されているため、「安定性」が向上しています。
        また、、WindowsMEで評判のよかった、「システムの復元」機能があり、万一のトラブル時でも安定動作時の状態へすぐに戻せることができます。
          また、従来おまけ程度であった「ヘルプ」機能も充実しました。
          それでもトラブルが解決できないときは「リモートアシスタンス」機能を使ってインターネットで詳しい人に助けてもらうことも可能です。
        その他に、家族みんなで1台のパソコンを使うときに便利な「マルチユーザー」機能。
          CD-R/RWに標準で対応しましたので、特別なライティングソフトがなくてもCD-Rに書き込める機能。
          デジカメ・ムービーの画像を専用ソフトがなくても編集ができる機能。
          インターネットを使ってテレビ電話としても使える機能。
          外出先から会社や自宅のパソコンをリモート操作できる機能。
        など、今までのWindowsではできなかった機能が豊富に盛り込まれました。 
        
        
          ●WindowsXPやMeなどで、外部からシステムが侵害されてしまうなど、セキュリティー上問題があると聞いたのですが大丈夫ですか? 
          
          
          Microsoft 社より修正プログラムが公開されています。
        WindowsXPの場合は、「スタート」-「すべてのプログラム」から、WindowsUpdateを選択するとインターネットから修正プログラムをダウンロードすることができます。
          また、各OSごとの修正プログラムの入手方法については以下のMicrosoft 社のセキュリティ情報を参照してください。
        Microsoft 社 TechNet情報
          「ユニバーサル プラグ アンド プレイに含まれる未チェックのバッファによりシステムが侵害される (MS01-059)」
          http://www.microsoft.com/japan/technet/security/frame_prekb.asp?sec_cd=MS01-059
        この問題はWindows XP・Meに含まれる「ユニバーサル プラグ アンド プレイ(UPnP)」の脆弱性に起因する問題です。しかしUPnPを使った周辺機器は2002年1月現在ほとんど販売されていないことから、今のところ大きな問題にはなっていません。
        *ユニバーサル プラグ アンド プレイ(UPnP)サービスとは、LANやインターネットなどIP通信可能な手段を用いて接続されるデバイスの自動検出を行う仕組みです。
         
          
          編集後記:PCも使い慣れてくると、ついつい初心を忘れ、今日紹介させていただいた内容だけでなく基本的なことを、質問を受けると答えられないことがあります。私も、初心を忘れず、基本から勉強し直そうと思い、先日来、基礎講座的な内容を紹介させていただいております。今後ともよろしくお願いいたします。
        
                 ご意見ご要望等ございましたら、こちらまでどうぞ。