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山頂付近に積雪 不明者の捜索難航も
10月15日 10時39分

56人が死亡した御嶽山の噴火で、長野県の対策本部は15日、3日ぶりに捜索を再開し、これまでで最大規模のおよそ1800人の態勢で行方が分からない人たちの発見を急ぐことにしています。
ただ、山頂付近で1センチ程度の積雪が確認され、捜索の難航も予想されます。

戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火では、これまでに56人の死亡が確認され、県の対策本部は、まだ7人の行方が分かっていないとしています。
13日と14日は、台風19号の影響による天候の悪化のため捜索は中止されましたが、台風が通過したため、対策本部は15日、3日ぶりに捜索を再開しました。
捜索は、岐阜や富山の消防隊員の応援も得て、後方支援も含めて、これまでで最大規模のおよそ1800人の態勢で行われています。対策本部によりますと、ヘリコプターから山頂に降りた自衛隊員が山頂付近で1センチ程度の積雪を確認したということです。
また、気象台によりますと、寒気の影響で日中でも氷点下になる見込みだということで、捜索が難航することも予想されます。
対策本部は、登山道の入り口から山頂まで御嶽山全体を対象に捜索を続け、行方不明者の発見を急ぐことにしています。

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