米Googleは10月13日(現地時間)、米国の一部地域で展開する商品の当日配送サービス「Google Shopping Express」の提供地域とパートナーの拡大を発表した。また、サービス名を短く「Google Express」に改称した。
同サービスは昨年9月にまずカリフォルニア州サンフランシスコとサンノゼで正式にスタートした。パートナー企業の商品を専用アプリあるいはWebブラウザから発注すると当日あるいは翌日に届くという、米Amazon.comの同様のサービスに対抗するものだ。
サブスクリプション料金は年額95ドルあるいは月額10ドル。会員にならなくても1回4.99ドルで利用できる。なお、Amazonの当日配送料金は、プライム会員(会費は年額99ドル)は1回5.99ドル、非プライム会員は8.98ドル。
同日、これまでの提供地域、サンフランシスコ、マンハッタン、西ロサンジェルス、サンノゼ、北カリフォルニアに加え、新たにシカゴ、ボストン、ワシントンD.C.でも利用できるようになった。
また、この2カ月で16のパートナーが新たに加わり、合わせて37のオンラインショップの商品をGoogle Expressから購入できるようになった。
同社は今後も提供地域とパートナーを拡大していく計画という。
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