山根由起子
2014年10月15日10時13分
東京・新宿駅南口にある劇場「紀伊国屋サザンシアター」(荒木義和支配人)が2016年7月末に高島屋との賃貸借契約が終わるのを受け、日本劇団協議会は、存続を訴える嘆願書を出すことを決めた。加盟56団体に呼びかけ、高井昌史紀伊国屋書店社長あてに10月中に提出する方針だ。
1996年に開場。タカシマヤタイムズスクエア紀伊国屋書店新宿南店の7階にあり、座席数は468。劇場閉館は現時点では未定だが、演劇界に広がる懸念が嘆願書につながった。
複数の劇団によると、9月初め、書店側から「サザンシアターの賃貸借契約が終了するので、使用の申し込みは16年7月末までにさせて頂く」などの説明があったという。実際、16年8月以降の公演は未定だ。
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