はじめに
商品やサービスなどの名称を英語で表すことはよくあることです。いま、ほとんどの業界の商品やサービスは英語で表されているものがあります。ここでは、ネーミングを英語で考えている場合、気を付けるべき注意点をご紹介します。素晴らしいネーミングは広告効果があります。ぜひ、ここでご紹介する注意点を参考にしてみてください。
英数字を使うメリット
日本語は、ひらがなとカタカナと漢字で構成されています。ネーミングに日本語を使うと、私たちがこれまで慣れ親しんできた言葉ですので、覚えやすいネーミングが可能ですが、商品やサービスによっては、スタイリッシュさやオシャレさが軽減されてしまう場合があります。そこで、オシャレでスタイリッシュさを求める場合は、ネーミングに英数字を使うことをおすすめします。特に、日本人にとっては、英数字に、スタイリッシュさを感じられる傾向があります。あなたの扱っている商品やサービスに、少しでも文字の見た目にもオシャレな感覚を伝えたい場合は、英数字のネーミングを使うことを考えてみてはいかがでしょうか?
気を付けないとトラブルの原因に
英語のネーミングは、ほとんどの業種、業界の方が利用しています。たとえば、「このネーミングなら商品が売れるはず!」と思ったとしても、すでにその商品名で販売している別の業者があるかもしれません。あなたが付けた商品やサービス名が、すでに別の業者で商標登録されていた場合、トラブルの原因になる可能性があります。英語のネーミング手法には、いろいろな方法がありますが、すでに使われている可能性もありますので、ネーミングを付ける際には、必ず、すでに商標登録がされていないかの確認をすることをおすすめします。商品を大量生産した後で、商標登録されていたことが発覚した場合は、あなたの商品名を変える必要がありますし、相手側から訴えられるなど、多大な損失を被る可能性があります。
外国によって別の意味を持ったりすることも
さて、ネーミングを英語で考えているうえで、気を付けてほしい注意点の最後は、ネイティブによる解釈の違いです。英単語には、いろいろな意味を含むものがあります。たとえば、英語で「賢い」という意味がある「clever」ですが、「clever」には、別の意味で“ずる賢い”といった意味も暗に含まれます。このように、多くの日本人にはわかりませんが、外国人の方が見ると別の意味を持ったりすることもありますので、くれぐれもご注意ください。
おわりに
さて、いかがでしたでしょうか?ネーミングに英数字を使うメリットや、ネーミングに関するトラブル、そして、外国人にとっては違う意味を持つかもしれない英語のネーミングについてご紹介させていただきました。今回ご紹介した注意点を参考にして、よりよいネーミングを付けてください。