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都水道局の2人を書類送検 入札情報漏洩容疑
東京都水道局の発注工事をめぐる競売入札妨害事件で、元水道局主任でコンサルタント会社社長の関根敏彦被告(66)=公契約関係競売入札妨害罪で起訴=らに最低制限価格に関する情報を漏らしたとして、警視庁捜査2課が、同局の50代の係長と40代の主任を地方公務員法違反(守秘義務)容疑で書類送検したことが15日、捜査関係者への取材で分かった。2人は容疑を認めているという。
捜査2課は既に公契約関係競売入札妨害罪で略式命令を受けた水道局の別の係長(49)を加えた現職職員3人が情報を漏らしたとみている。
2人の送検容疑は、平成23~24年、水道局発注の設備工事の指名競争入札で、関根被告や業者に情報を漏したとしている。