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 札幌市の金子快之(やすゆき)市議(43)がツイッターで「アイヌ民族なんて、もういないんですよね」と書き込んで批判を浴びた問題。所属会派から脱退し、先月には議員辞職勧告決議も可決されたが、本人は撤回も謝罪も拒み通している。

 金子市議は千葉県育ちで約15年前に北海道に移り住み、2011年の札幌市議選でみんなの党公認で初当選。今年5月から自民党会派に所属していた。

 ツイッターの書き込みは8月11日付。複数のアイヌ団体が共同で「小さい時から差別を受けても負けずに生き、先祖の伝統を引き継いできた私たちも滅亡したと言うのか」との公開質問状を出し、謝罪を求めた。

 「アイヌ民族はもういない」の根拠は何か。