デング熱:重症化は再感染時に
わが国では過去,デング熱が大流行したことがある。太平洋戦争末期の1942〜45年に西日本を中心に約20万人もの感染者が出た。南方戦線からの帰還兵が流行をもたらしたと考えられている。以後,大流行は起きていないが,10年近く前から感染者数はほぼ右肩上がりで増えている。より重症度の高いデング出血熱も,数は少ないが,年々増加する傾向にある
デング熱は軽症で済むことが多い。感染2〜7日後に突然の発熱で発症する。さらに顔面紅潮,食欲不振,腹痛,嘔気,頭痛,眼窩痛,筋肉痛,関節痛など,多彩な症状が現れる。軽度の出血傾向(出血斑)を認めることもある。数日経過後に発疹が出る。ほぼ1週間で軽快する。
デング出血熱はデングウイルスに再感染したときに発症するリスクが高くなる。3度目以降の感染はほとんど起こらないが,2度目の感染で重症化する場合が多いようだ。
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デング熱が大騒ぎになっていますが・・・
ま、随分前にはかなりの数の感染者がいたようですが
その後も10年近く前から右肩上がりに増えていた・・・
そのデング熱は突然の発熱・・・
そして消化管症状や発熱による症状がでる・・・
その後数日して発疹がでる・・・
で、1週間で軽快する・・・
ところが中には重症化する例が有るんですね・・・
それがデング出血熱・・・
これは2度目の感染でリスクが高くなる・・・
3度目では殆ど起きないのが特徴だ・・・
一度デング熱になった人は2度目はより注意してくださいね
ってことですね・・・
重症化する可能性が高くなる・・・
で、その治療法ですが・・・
■解熱剤はアセトアミノフェンを推奨
デング熱では上記の症状のほか、血液検査で血小板減少、白血球減少が認められる。
また、治療では、有効なウイルス薬はなく、輸液などによる対症療法が行われる。その際に投与する解熱剤について、アスピリンは出血傾向やアシドーシスを助長するため使用するべきでなく、同じくイブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)も胃炎、出血を助長するために使用すべきではないとされている。投与する解熱剤としては、アセトアミノフェンなどが推奨されている。
治療は現時点では対症療法しかない・・・
対症療法ってご存知でしょうか・・・
対症とは症状に対する治療ということですね・・・
熱が出れば下げ、消化管症状にはそれに対する治療をする
これが対症療法ですね・・・
で、解熱剤には何を使うのか・・・
これはインフルエンザなどと同様にアセトアミノフェンを推奨・・・
アスピリンやNSAIDsは使用すべきではないと
されていますね・・・
医療機関ではなんせよくNSAIDsを使いますから
確認してくださいね・・・
因みにアスピリンはピリン系では有りませんよ
セデスはピリン系ですよ・・・
因みに医療用のセデスは発売中止になりましたがね・・・
デング熱はかからないのが一番ですが
一度かかったら2度目はより注意が必要ですね
また、解熱剤はアセトアミノフェンが推奨されていますよ・・・
注意してくださいね・・・
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2014/9/15(月) 午後 4:53
コメント(4) ※投稿されたコメントはブログ開設者の承認後に公開されます。
デング熱は2度目の方が気をつけなくてはいけないなんて知りませんでした。
情報ありがとうございます。
それにしても、役所もマスコミもこんなに大事なことを何故教えてくれないのでしょうか?
2014/9/23(火) 午前 11:08
0:35さん
それは大変ですね
大多数は軽症で終わるようですが、二度目は要注意みたいですね
薬も何の気なしに出してしまいますから注意してくださいね
2014/10/5(日) 午後 3:32 [ koredeiino345 ]
ひろ団員さん
これが大事な情報だと思っていないということでしょうね
まずは流行拡大防止
そして、大多数が軽症ですから大切だと思っていないのでしょうね
2014/10/5(日) 午後 3:33 [ koredeiino345 ]
アホ獣医君
アセトアミノフェンがNSAIDS?
抗炎症作用は?
2014/10/12(日) 午後 5:16 [ koredeiino345 ]