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 14日の高橋大輔の引退会見でのやりとりは次の通り。

 ――改めて引退について

 「8月にひととおりアイスショーの出演が終わったときは、まだ決断に時間がかかると思っていました。世界選手権に出られず、現役最後の試合が五輪になってしまい、応援して下さったファンの方々の心の準備がない中で引退になってしまって申し訳ないと思う。世界選手権に出ればよかったなという後悔はあるけれど、まだ未来がないわけではない。スケートとは違う道を歩むのか考えていきたいです」

 ――引退の一番の理由は

 「気持ちとしてはソチ五輪でひとつの区切りと思っていました。でも世界選手権には出ようと思っていたのでまだ決めていませんでした。少しすっきりしたいなというのはありました。休養を宣言してからいつ戻るのか、それとも戻らないのかと考えていると、気持ちがスケートに残ってしまい次に進みにくいと感じていました。1年かけて考えようかと思ったけれど、やっぱりシーズンが始まる前に言おうと思った。しゃべっていくうちに9月半ばごろに『やっぱり引退しよう』と思った。たぶん気持ちのどこかに(引退という言葉が)あったのかなとは思います。8月まではアイスショーで忙しくてそれが終わったときに、その(引退の)気持ちが大きくなりました」

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