土地を買ってそこに一戸建てを建てるまでには何をしたら良いのだろう?

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私は土地だの家だのを欲しいと思ったことはありません。何となく合理的でないような気がするのです。一生同じ場所にしばられて、一生同じ家に住み続けるというのは。

そう言えば、こちらの本にもそういう意味合いのことが書いてあったような気がします。

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サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法 立花 岳志

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しかし、我が家は定期借家であり、間もなく家を出なければなりません。引っ越しに次ぐ引っ越しというのはとても非常にたいへんで疲れるもので、私は今回西湘に来たとたん激しく体調を壊したりしました。

私と妻とは、基本的な考え方に相当の隔たりがあります。

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私はどちらかというと極端な「機能主義」で自動車は走ればいいし、家は屋根があれば良く、どちらも買わずにすむなら買わずにすませたく、できればなしにすませたい。安ければ安いほどいい。極端にダメなものでないならば、ですが。

妻は良くも悪くも私から見れば「昭和の専業主婦志向」です。細かいことは省きますが要するに「庭付き一戸建ての暮らし」が理想の生活なのです。

両者の意見のすれ違いを埋めたのは結局のところムスメの存在です。私のような生き方は基本的に「独身向き」です。なるべく生きるのに必要な機能だけを身の回りにおいて、不要になったらすぐに取り外すというのは、子どもをもつとちょっと都合が悪いのです。

たとえば必要がなければ幼稚園や学校を変えない方がベターだといわれれば、確かにそれには一理あるでしょう。経験値をどんどん高めるという考え方もあるのですが、私はまたそういう価値観でもないため、子どもに余計な負担を増やしたくないとも思います。

そんなこんなで、まず土地を買いました。

と書くと実にあっさりしていますが、ここに至るにはものすごい苦闘がありました。個人的にはやりたくないことばっかりだったので、まさに苦闘の連続でした。また、非常に私向きでない活動でした。というのは「土地のことは人間くさい」のです。

どの辺が私向きでなかったかを中心に、これからブログでポツポツ書いていきます。ちなみにまだ「土地を買った」だけで、一戸建てを建てる件については格闘中です。こちらも全体的に見ればいやなことばっかりです。

参考にした本はたくさんありますが、それほど参考になったかどうかは疑わしいものです。たとえば次の本などはけっこう「参考になった」のですが、伊藤理左さんと私とでは収入状況から何もかも違うので「分かる分かるぞ!」とは思うのですが、参考になったかどうかは何とも言えません。

でも以前読んだときには何一つ意味がわからなかったのに、今はものすごくよくわかります。

こちらから引用したりしながら、私の苦闘の一戸建てルポを残していきます。

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やっちまったよ一戸建て!! : 1 (アクションコミックス) 伊藤理佐

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