女性の多くは、太ももの脂肪やお尻の下垂に悩まされています。
しかしながら、女性の電車内での座り姿勢を見る限り、そのほとんどが、下半身太りに直結するひどい座り方をしているのです。
そこで、パーソナルトレーナーでもある筆者が、これだけはやめてほしいNGな座り方をご紹介しましょう。
■NGな椅子の座り方
(1)膝を開いて座る
閉じて座っている方は、滅多にお目にかかれないほど、多くの女性が膝を開いて座っています。膝を開いて座ると、内ももの内転筋群が衰え、下半身の脂肪の蓄積やお尻の下垂に繋がります。ボディに悪影響があるだけでなく、見た目も格好悪いので、今すぐやめましょう。
(2)骨盤を寝かして座る
骨盤を寝かして、腰を曲げて座っていらっしゃる方が多いようです。脊柱(背骨)は、本来S字に湾曲していますが、この座り方が習慣になると、脊柱の形が崩れ、猫背、ストレートネック、首・肩こり、腰痛、骨盤の歪み等に繋がる可能性があります。下半身の脂肪も溜まりやすくなります。
(3)脚を組む、脚を斜めにする
”脚を組んだ方が楽”という時点で、身体に歪みがある可能性があります。交互に組み替えるのであればまだよいのですが、大概は、ご自身が楽な側で組んでいることがほとんど。
体重が左右どちらかの骨盤にかかり、骨盤の歪みに発展します。さらに下半身の血行、リンパの流れに悪影響を及ぼし、しいては下半身の太さに繋がります。
■美ボディになれる上、キレイに見える座り方
美ボディを作る、正しい座り方のポイントを5つご紹介します。
(1)椅子の奥まで座ります。
(2)背中や首筋をすっと天井方向に伸ばします。
(3)膝を90度に曲げ、膝とくるぶし同士をくっつけます。
(4)背中は、背もたれにもたれかかっても大丈夫です。ただし、骨盤はしっかり立てて座ります。
(5)両肩も背もたれにつけるように胸を広げます。
(6)電車が揺れても一緒に揺れないよう、体幹に力を入れましょう。
美しい姿勢の方は、見た目も美しく見えます。通勤で電車やバスを利用されている方は、ぜひ実践してみてください。毎日の少しの努力の積み重ねで、美しいボディに近づきますよ。
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