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福島第1原発の1号機、2号機の観測孔の汚水から2011年春の事故以来、最高レベルの放射性物質が検出された。14日、東京電力が明らかにした。
汚水サンプルは13日に採取。1リットルあたり25万1000ベクレルのセシウム同位体が検出された。日本ではセシウム同位体は、海洋へ排出される放射性汚水の基準値では3万ベクレルが限界。
東電側では、値が急激に上昇した原因は台風との見方を示している。豪雨によって放射性物質が地下水に大量に流入した。原発側では汚水が海に流れ出す前に地下水を緊急にくみ出す作業を行なっている。
タス通信