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エボラ出血熱、2か月後には「週1万人ペースで増加」
TBS系(JNN) 10月15日(水)6時22分配信
WHO=世界保健機関は、西アフリカを中心にヨーロッパやアメリカでも感染が拡大しているエボラ出血熱について、2か月後には感染者が1週間に1万人増えるペースになると発表しました。西アフリカを中心に流行しているエボラ出血熱は、アメリカやスペインの医療従事者が国内感染したほか西アフリカで感染し、ドイツで治療を受けていた国連職員が死亡するなど地域的にも拡大してきています。
WHOは14日、感染者数が8914人にのぼり、死者は4447人に達したと発表、さらに、2か月以内に感染者は週1万人のペースで増加するとの見通しを明らかにしました。WHOはまた、50%としていた致死率を、未申告の死者がいると見て70%に引き上げました。
こうした状況にイギリスの玄関口・ヒースロー空港では、西アフリカからの直行便はないもののフランスなどからの乗り継ぎの可能性のある乗客に対し検査を強化。来週までに、他の空港や高速鉄道「ユーロスター」の駅など水際での食い止め策を強化することにしています。(15日03:49)
最終更新:10月15日(水)8時4分