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特撮番組がインドネシアで人気
10月15日 6時49分

特撮番組がインドネシアで人気
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日本の制作会社などが手がけた特撮ヒーローの番組が、人口2億5000万人の巨大市場インドネシアで人気を集めていて、経済成長が続くアジアでの新たなビジネスモデルとして注目されています。

この特撮番組は、仮面ライダーシリーズで知られる制作会社「石森プロ」とインドネシアの大手メディアが共同で制作した「サトリア・ガルーダ・ビマX」です。
「ビマX」は、バイクの修理工場で働く主人公が、インドネシアに伝わる聖なる鳥「ガルーダ」をモチーフにしたヒーローに変身して、地球侵略をたくらむ悪の組織と戦う物語です。
日本側が脚本や衣装を用意して演技指導を行う一方、現地の俳優が起用され、インドネシア固有の動物コモドドラゴンをモデルにした敵役が登場するなど、現地の視聴者に親しみやすくしているのが特徴です。
インドネシア国内で去年放送され、大ヒットを記録したことから、先月から、毎週日曜日に新シリーズが放送されています。
また、「ビマX」の放送に合わせて、日本の大手玩具メーカーが関連グッズの販売を開始するなど、人口世界第4位の2億5000万人の巨大市場の獲得に力を入れています。
さらに、今後、番組からグッズの販売まで、ひとつのパッケージで売り込むビジネスモデルを、アジアのほかの国に展開することを目指しています。
「ビマX」の放送を企画した日本の大手商社、伊藤忠商事インドネシアの後藤雅行さんは「タイやマレーシアでも放送したいという要望をもらっているので、関連商品の発売や関連イベントの展開など、ビジネスモデル全体を含めて輸出していければ」と話しています。

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