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英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
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【サッカー】アギーレ日本、3戦目で初勝利 なお決定力には課題2014年10月11日 紙面から
◇国際親善試合 日本1−0ジャマイカアギーレジャパン初勝利−。サッカー日本代表は10日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムでの国際親善試合「キリン・チャレンジカップ」でジャマイカ代表に1−0で勝った。ハビエル・アギーレ監督(55)は就任3戦目で初勝利。日本は前半16分、MF柴崎の右足シュートが相手のオウンゴールを誘った。日本代表は14日にシンガポールでブラジル代表と戦うが、MF香川は試合中の接触プレーによる脳振とうで代表離脱となった。 消化不良の新潟の夜だった。就任3戦目のアギーレ監督にとって内容的には合格点も、スコアは物足りなく、「集中して真剣なプレーできた。点差をつけるはっきりとしたチャンスが4つはあった。全体的にチームは機能できてうれしいが、結果(スコア)には満足していない」。オウンゴールだけの1−0勝利。日本の永遠の課題、決定力不足に指揮官は無念さを隠さなかった。 日本のシュートは20本。本田や香川をしのぎ、攻撃のタクトを振り続けたのは代表2戦目のMF柴崎だ。前半4分に武藤、15分には香川へラストパス。その1分後、今度は柴崎自身が本田からのパスをペナルティーエリア内右で受け、強烈な右足シュート。GKがはじいたボールがDFに当たり、この日唯一の得点、日本代表通算1100点目を呼び込んだ。 後半も攻撃の起点となった背番号「7」は謙虚だった。「まだ2試合消化しただけ。これから重要な大会、局面でこなしていくことで信頼されると思うが、まだその段階にない。アピールしていきたい」。だが、そんな代表ルーキーを、アギーレ監督は大絶賛した。 「柴崎はワールドクラスだ。圭佑(本田)、真司(香川)と自然にプレーできる。まるで20年経験を積んだかのようなプレーをしてくれる。彼はかなり遠く(高いレベル)に行き着くことができる選手だ」 次戦は強豪ブラジル。監督は「シュート1本でも、確実に決めないといけないし、(今後は)フィニッシュの質を上げないといけない」と話す。本田、岡崎、武藤、そして柴崎。新生日本代表の攻撃力が通用するのか、壁にぶち当たるのか。今後を占う一戦となるかもしれない。 (関陽一郎) PR情報
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