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【サッカー】

岡崎 念願CF先発でゴール奪取

2014年10月10日 紙面から

ジャマイカ戦に向けた前日練習で笑顔を見せる岡崎(右)と香川=デンカビッグスワンスタジアムで(中西祥子撮影)

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 サッカーの日本代表は10日、ハビエル・アギーレ監督(55)就任後3戦目となる国際親善試合のジャマイカ戦(デンカビッグスワンスタジアム)に臨む。新体制初勝利に向け、念願のセンターフォワードで初先発するFW岡崎慎司(28)=マインツ=は9日、所属クラブでの好調そのままに力強くゴール奪取を宣言した。最新の国際サッカー連盟のランクでは、日本48位、ジャマイカ100位。対戦成績は1勝1分け1敗。

 かつてないほど高まったゴールへの嗅覚は、明確な自信へと変わっていた。岡崎はアギーレジャパンでは初めてとなるセンターフォワード(CF)での先発が確実。「1試合1回か2回しかないチャンスを、集中しているから決められる。そういう自負があるし、代表でも持続したい」。今季、マインツではCFとして6試合5得点。ブンデスリーガの得点ランキングトップを走る。

 惨敗を喫したブラジルW杯直後から「自分の勝負する場所は真ん中」と言い続けてきた。しかし9月の初合宿ではサイドで練習。指揮官にはスタッフを通じてCFでの起用を訴え、初戦のウルグアイ戦は3トップの左、続くベネズエラ戦は後半からCFとなった。それだけに、「代表は真剣勝負の場なので、練習から自分がそこで起用されるのはうれしい」と、今回一貫してCFで練習に取り組めることに喜びを感じている。

 日本歴代3位となる国際Aマッチ通算39得点は、他の追随を許さない実績。その第一歩を記した場所が、ここ新潟だ。ちょうど6年前の10月9日のUAE戦で国際Aマッチデビュー。「このピッチで世界が変わった気がした」と振り返った。だからこそ、アギーレジャパンの初勝利という思い出も加えたい。

 「代表として戦うとき、毎試合勝つことを求めている。内容も大事だけど、勝って得られることは多い。90分間集中して、勝ちに徹したい」。侍ストライカーはゴールと勝利に飢えている。 (宮崎厚志)

 

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