蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【サッカー】本田、ストライカー宣言 脱司令塔でミラン流を代表注入2014年10月8日 紙面から
サッカーの日本代表は7日、国際親善試合のジャマイカ戦(10日・デンカS)、ブラジル戦(14日・シンガポール)に向け、新潟市内で合宿2日目の練習を公開で行い、ファン約5000人が詰めかけた。台風の影響で遅れて合流したFW本田圭佑(28)=ACミラン=は、司令塔の役割を捨て、ストライカーに専念する「ミラン流」でゴール量産を狙う考えを明かした。 本田はくすりとも笑わず、重大な「路線変更」を淡々と宣言した。 「日本代表が前進しようとするには、自分はあまりゲームメークに関与してはいけないと思う。いま自分は前で勝負している。ゲームメークというより、前で脅威になる個を追求している」 W杯ブラジル大会では初戦のコートジボワール戦でゴールを決めながら、チームとともに乱気流にのみ込まれた。全権掌握にこだわり、得点力という長所を生かし切れなかった。 地に落ちた評価…。誰よりも本田自身が自らに怒り、自らを嘆いた。だけど、大舞台での結果が苦ければ苦いほど、本田にとっては重要な教訓だった。 磨き上げた考えを1度、捨てた。「自分の家」とまで言ったトップ下から離れ、泥を飲む覚悟で向かうべき“道”を探した。 「価値観、基準、限界を定めずに“物差し”を築いている最中。それに伴う意識は、W杯前とは180度くらい大きく変わった」 その成果はミランでの結果に直結した。3トップの右でレギュラーを張り、今季6戦4発。無駄をそぎ落とし、シンプルな志向にたどり着いた。それこそが、フィニッシャーに特化することだった。 本田は「結果に結び付くための優先順位を定めないといけない」と言い、「数的優位じゃないと(球を)回せないという課題が過去何年もあった。(代表に)若い選手が多いからといって、そこ(ゲームメーク)を助けてしまうと成長しない」と指摘した。 4年後を見据え、司令塔からの完全脱却。本田によるストライカー革命が、日本代表の命綱になるのか。言葉ではなく、ゴールという目に見える結果を残さなければならない。 (松岡祐司) PR情報
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