最新版!「40歳年収が高い会社」トップ300
1位キーエンスから300位東芝まで総まくり
少し気が早いかもしれないが、冬のボーナスが支給されるまであと約2カ月という時期になった。この冬はいくらもらえるか。それによって、今年の年収はどれぐらいになるか。気になっている人もいるだろう。
東洋経済オンラインは上場企業約3500社を対象に、最新の有価証券報告書の公開データから40歳の年収を推計。2014年版として公開する。会社の規模や業績で給与が決まるケースは多々あるが、規模は小さくてもあえて給与を手厚くしている会社もある。全上場企業の中から、主要企業や年収が特に多い会社を選び出し、トップ300社をランキングとしてまとめた(単体の従業員数が30人に満たない場合や、平均賃金の発表がない企業は対象外とした)。
40歳は社会人の中間点
平均賃金での比較になると、各社ごとに平均年齢が異なり一律には比較しにくい。また、40歳は社会人としても人生としても、ちょうど中間点に位置する年齢でもある。そこでまずはこの40歳の推計年収金額にそろえることで、横比較を可能とした。この年代あたりからは給与の差も出やすくなっている。
グループ企業については、全体で連結ベースの年収を算出するのがベストだが、基データとして使用している有価証券報告書のデータが単体会社のものであるため、単体の年収数字となっている。そのため純粋持ち株会社の数字を使用していることをあらかじめお断りしておきたい(社名の横に「(純)」とあるのが、該当企業)。純粋持ち株会社は本社の中枢機能を担う社員しかいないケースが多く、年収が製造現場などの実態より上振れる傾向にある。
それでは次ページ以降からトップ300社ランキングを公開していこう。