国際ニュース AFPBB News

空から降ってきた謎の鉄球、その正体は?ナミビア

2011年12月23日 07:03 発信地:ナミビア

このニュースをシェア

空から降ってきた謎の鉄球、その正体は?ナミビア ▲ キャプション表示
×アフリカ南部ナミビアの草原に落ちてきた直径35センチの正体不明の鉄球(2011年12月21日提供)。(c)AFP/National Forensic Science Institute
写真拡大
【メディア・報道関係・法人の方】写真購入のお問合せはこちら

【12月22日 AFP】(一部更新)アフリカ南部ナミビアの草原に前月、空から巨大な鉄球が落ちてきて、関係者を悩ませている。ナミビア当局は21日、米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(European Space AgencyESA)に調査を依頼した。

 直径35センチ、重さ6キロの鉄球は、首都ウィントフーク(Windhoek)から750キロ離れた同国北部の村の近くで見つかった。中は空洞で、地球上にある金属の合金でできており、2つの半球を溶接でつなぎ合わせているようだという。

 村人たちは、その数日前に小さな爆発音を数回聞いていた。落下地点から18メートル離れた場所には直径3.8メートル、深さ33センチの穴があった。

 鉄球は前月中旬に発見されていたが、当局が各種の試験を行って危険性がないことを確認後、今回の発表に至った。警察関係者は「中が空洞なので爆弾ではないが、まず確認する必要があった」と話している。

 なお、当局がネットで調べてみたところ、このような鉄球が落下した事例は過去20年間にほかの南部アフリカやオーストラリア、中南米でも報告されているという。(c)AFP

このニュースの関連情報

おすすめ写真特集

おすすめ動画特集

トピックス

注目ニュース

国際ニュースランキング

  • アクセス
  • 大画面

    今ネットで話題の記事

    お知らせ

    おすすめコンテンツ