ブログトップ 記事一覧 ログイン 無料ブログ開設

piyolog RSSフィード

2014-10-15

Windows OLEの脆弱性(CVE-2014-4114)関連情報をまとめてみた

| 00:58 |  Windows OLEの脆弱性(CVE-2014-4114)関連情報をまとめてみたを含むブックマーク

iSight Partnersが調査を行ったサイバーエスピオナージで未修正のWindows脆弱性が悪用されていたことが判明し、Microsoftとの調整を経て同社は2014年10月14日(現地時間)にこの活動に関する情報を発表しました。ここでは脆弱性、及びそれを悪用する活動に関連する情報をまとめます。

脆弱識別情報

  • CVE-2014-4114

発見者

発見日

影響を受けるWindows

  • サポート中のWindows OS全てが影響を受けるとiSIGHT Partnersは報告。

対策

回避策

  • iSIGHT Partnersは以下3つの回避策を紹介している。
    • WebClientサービスの無効化
    • TCP 139/445ポートの遮断
    • セットアップ情報ファイル(.inf)経由での実行ファイルの起動抑止

CVE-2014-4114を悪用するサイバーエスピナオージ

組織名称

  • SandWorm Team
    • iSIGHT Partnersが命名
    • iSIGHT Partnersが監視しているロシア系組織5つの内の1つ。
    • 2009年からの活動を確認
関連情報

iSIGHT Partnersが確認した標的組織

サンプル検体

FileTypeHashSandbox Analysis
spiski_deputatov_done.ppsxExploit
(CVE-2014-4114)
70b8d220469c8071029795d32ea91829f683e3fbbaa8b978a31a0974daee8aafMalwr
slide1.exe
(slide1.gif)
Payload0fda6c118fb7dc946440cb9225e32ab1825d87d4f088bb75a6eab7cef35433bcMalwr
ThreatExpert
slides.inf---

更新履歴

  • 2014/10/15 AM 新規作成