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スペイン・カタルーニャ州、独立問う住民投票取りやめ

2014年 10月 14日 19:31 JST
 
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[マドリード 14日 ロイター] - スペイン・カタルーニャ州のアルトゥール・マス知事は14日、11月9日に行う予定だった州の独立の是非を問う住民投票を取りやめると明らかにした。ただ、同州住民の意思を問う「他の方法」をこの日に実施する方針も示した。

知事によると、「他の方法」は法律の認める範囲で行い、結果は11月10日に発表するという。

知事はバルセロナで開かれた記者会見で「投票は実施するし、投票箱も設置する。(住民投票を行うための)法令を定めることはできないが、それでも投票は可能だ」と述べた。

これに対し、スペインのラホイ首相は「住民投票が行われないことになったのは素晴らしいニュースだ」と歓迎の意を表明。今後もカタルーニャ当局者と対話していく姿勢を示した。

スペイン憲法裁判所は9月29日、住民投票の差し止めを命じており、憲法判断が下されるまでには何年もかかるとみられている。

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 10月14日、スペイン・カタルーニャ州知事は、11月9日に行う予定だった州の独立の是非を問う住民投票を取りやめると明らかにした。カタルーニャの旗の下に座る、独立反対派の人々。バルセロナで12日撮影(2014年 ロイター/Albert Gea)

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