【BOX】山中、V7へ仕上がりアピール「成長を実感」
2014年10月14日18時6分 スポーツ報知
WBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介(帝拳)が14日、東京都内の所属ジムで7度目の防衛戦(22日・代々木第二体育館)に向けた練習を公開し、3ラウンドのスパーリングで充実の仕上がりをアピールした。11日に32歳になったが「成長を実感している。まだまだ伸びているということを証明したい」と話した。
挑戦者の同級1位で、元世界王者のスリヤン・ソールンビサイ(タイ)は手数が多い好戦的なタイプ。この日の山中は本来の踏み込んでの強打よりも、下がりながらのカウンターから得意の左ストレートなど多彩なパンチを的確に当て「いろいろなパターンで闘う準備をしてきた」と自信を漂わせた。
具志堅用高の日本記録に並ぶ世界戦6連続KO勝利が懸かり「山中の試合はKOで終わるというイメージがついている。期待に応えたい」と意欲は十分。「(王座)統一戦でもして盛り上げていきたい。そのためには今回勝たないといけない」と必勝を期した。