【BOX】カシアス長男、V2も反省「KO狙うもんじゃない」
2014年10月14日6時0分 スポーツ報知
◆プロボクシング ▽日本スーパーフェザー級タイトルマッチ10回戦 ○内藤律樹(判定 3―0)江藤伸悟●=内藤は2度目の防衛=(13日、東京・後楽園ホール)
日本スーパーフェザー級王者で、作家・沢木耕太郎氏のノンフィクション「一瞬の夏」の主人公で知られるカシアス内藤氏の長男・律樹(23)=E&Jカシアス=が、2度目の防衛に成功した。同級6位の挑戦者・江藤伸悟(26)=白井・具志堅スポーツ=に3―0の判定勝ち。戦績は11戦全勝(5KO)。江藤は14勝(9KO)3敗1分けとなった。
内藤は初回に偶然のバッティングで鼻筋を切り流血。アウトボクシングで主導権を握ったが、7回に江藤の左フックでぐらつく一幕もあった。判定勝利に「50点の出来。倒すことを意識し過ぎた。KOは狙うもんじゃない」と反省。2月に日本王座を獲得し、「パワー負けもしないし、レベルは上がっている。もう1年すれば倍以上強くなるはず」と上を見据えていた。