【BOX】高山、現役続行!日本人初3度目返り咲きへ
2014年10月9日6時0分 スポーツ報知
プロボクシング前IBF世界ミニマム級王者で同級3位の高山勝成(31)=仲里=が8日、大阪市内の所属ジムで会見、現役続行を表明した。元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎らを抜き、日本人初となる3度目の王座返り咲きを目指す。
高山は8月のIBF・WBO世界ミニマム級王座統一戦でフランシスコ・ロドリゲス(メキシコ)に判定で敗れ、日本人初の世界4団体制覇を逃した。ロドリゲスのベルト返上に伴い、IBFから空位の王座を懸けて同級4位のホセ・アルグメド(25)=メキシコ=との王座決定戦を行うよう指令を受けた。体重が10キロも増えた高山は、この日から本格的に始動。「体力、モチベーションが限界になっていたら、引退会見になっていた」と巡ってきたチャンスに興奮を隠せなかった。
陣営は12月末から来年1月上旬の間に日本で開催することを希望しているが、今月31日の期限までに交渉がまとまらなければ、入札になる可能性がある。ロドリゲスがWBO王座を返上することも想定し、両にらみで準備を進める。