「リモートのメンバーがいる状況でのファシリテーションについてどうすればいいのか手応えを掴んできた」 っていうことしゃべっていたのをふと思い出し、連絡をした所、gaoryuさんも日々、模索中とのことで、似た境遇の人同士でしゃべれば何かヒントになるかなと思って来週会うことになりました。
どうせなら、似た境遇の人を他にも誘ったほうがより議論が深まるかなと思ったので、知り合いを誘って来週そんな感じで集まることになってます リモートのワークスタイルを3ヶ月やってみて感じてることより
と書きましたが、先日これを話題にして、私、id:gaoryuさん、@kyannyさんの3名で集まったのですがかなり濃い話が出来て、ブログにまとめようと思ってもうまくまとめきれない状況になってます^^;)
その時に感じた熱量というか想いみたいなものを忘れないように、ひとまず、まとまりそうなところだけ書いておこうと思います。
リモートの問題意識
id:gaoryuさんが、いつものように持参されたノートを使ってこんな風に↑に書き出してくれたメモを見変えていたら、リモートの問題意識っていう内容に自然と目が向いてしまいます。
そこで書かれてる内容はというと
- キョリ
- 時間
- コミュニケーション
- 価値観
という感じです。
@kyannyさんの所はこのエントリで書かれてるように、キョリ的な所で完全にリモートだし、上記では書かれないですが、以前はイギリスのチームと一緒に仕事を指定たので、時間的な部分でもリモートワークにおける問題意識というのをお持ちでした。
自分の場合には、日本人同士なんで、一見すると物理的な所だけ・・という感じがしそうですが、リモートワークしてて、時間的な所の問題意識が実はあったんだなと気づかされました。
日本人同士でのリモートワークでも時差を感じる背景
元々、自分は朝型の生活リズムであることに加えて、他にいくつか仕事をしてるので、1つの仕事を朝から夜まで関わることが出来ないという状況があります。
一方で他のメンバーの方というと
- フルコミットしてる方
- 本業の合間とかの空き時間を使ってお手伝いしてる方
という感じになってます。全員がフルコミットしてる状況なら、キョリの問題意識だけになりそうですが、本業の合間とかの空き時間を使ってお手伝いしてる方がいる状況だと、例えば、
- 作業自体は簡単だけど比較的急いで対応してもらいたいタスクがあった場合とかに、他の人にお願い出来ない(もしくはお願いしても、意図した時間内で終わるかどうか見えない)
- ある時間帯に生じた出来事についての認識に温度差が生まれやすい
ということが割りと生じてしまい、1つ1つの出来事はそれほど些細なことでないのかもしれないですが、こういうちょっとしたことの積み重ねによって、リモートの陥りやすい構造の絵につながるのかなと。
リーダーと同じくらい大事な役割の「フォロワー」
これは、@kyannyさんがTEDの社会運動をベースに話を展開していったのですが、最初に物事をはじめるようなリーダーの存在はもちろん大事だけどでもその後につづくフォロワー(追随者)が重要な役割を担っていて、その人が、みんなに どう従えばいいか示すことをするのも同じくらい大事っていうことを話してくれました。
このフォロワーの話は印象深いのですが、うまくまとめきれないので、別の機会に改めて書くかも
その他、印象に残ってる話題など
- リアルでは、仕事と関係ない雑談とかから、インプットを得られる。しょうもない呪術師みたいな変な土産品とかオフィスないで流れる音楽とか
- リモートは物理的な場所だけが問題ではなく時差もあるのでそこも課題
- 物理的x時間的に差があることで、結果が出るまでの過程のコンテキストが共有されてないから、別に悪気があるわけでもないし、正論なんだけど相手のちょっとした一言も印象が変わる
- プロジェクターは1つである必要がない。
- 場作りをする上で2つあったほうがいいなら準備する
- そして、机の配置もそもそも場に沿った形にするのがあるべき姿
- フィードバック大事。どんな時でも
リモートワークは色々課題があるけど、考える余地があるので面白い気がする
はてなのCTOのid:stanakaさんがはてなMackerelチームの開発フロー(スクラム、リモート)について話しました #nanapi_study #hatenatechについてのはてブコメントで
って書かれてましたが、確かにそうだなぁと思ったので、こういうリモートワークをする上で現状の課題や問題意識を持った人同士で集まるトークイベントは改めて実施したいし、実際興味・関心ありそうな人が周囲に数名いるのでそういう人プラスαで来月あたりに実施しようかなと思ってます