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新築一戸建てに太陽光パネルを設置し、売電収入を得ようとしている方は注意!九州電力管轄では受け入れ拒否もある模様。

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一戸建てを建てて屋根に太陽光パネルを設置し、売電収入を得ようとしている方に、ちょっと注意な情報が出てきました。

今回問題になっているのは九州電力管轄の地域です。

再生可能エネルギーの買い取り制度で電力会社5社が新たな受け入れを中断したことで、混乱が拡大してきた。影響は発電事業者だけでなく、マイホームを建てる個人にも波及。

(中略)

個人住宅で問題が深刻なのは主に九州電力管内だ。受け入れを保留したのは出力10キロワット以上で、通常は住宅の屋根に乗せる小規模な発電設備は対象にならない。

だが、天候が安定して日照が期待できる九州地域では、屋根一面にパネルを乗せた10キロワット以上の“エコ住宅”が他地域に比べて急増。大手メーカーの業界団体「住宅生産団体連合会」(東京)によると、九州で10キロワット以上の太陽光住宅の契約済み件数は約1200件にのぼる。

ざっくりと中身を要約すると、一戸建て住宅などでやや大規模に10キロワット以上の発電をしようとした場合には、余剰電力の買い取りを九州地方では拒否される可能性があるということ。

このままではエコ住宅を建てよう!太陽光発電をしよう!という国の政策自体を、根本から揺るがしてしまいかねない状況なのですね。

10キロワットの発電は狙える大きさ:

ちなみに10キロワット以上の発電をするためには、どのくらいの太陽光パネルを設置しなくてはいけないのかというと、約50平方メートル程度の面積が必要な様子。

東京都心に建てるような小さめの住宅では難しいかもしれませんが、土地にゆとりのある地方であればそう難しくない大きさなのではないでしょうか?屋根に限らず、庭にちょっとパネルを設置する…という家庭もきっと多いんだと思います。

東芝250kWのパネルで10kWの太陽光発電システムを導入しようとすると畳30枚分、およそ15坪ほどの広さが必要ということになります。パネルの総面積以外にも設置作業に伴うスペースや、メンテナンスのためのスペースも確保する必要があるので、目安としてこのくらいと覚えておきましょう。 

売電ありきで住宅ローンを組むのは危険かも:

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このように今、九州電力だけでなく北海道電力や東北電力などでも、 送電線の容量不足による再生可能エネルギーの買い取り拒否が問題になっています。

電力会社も本音を言えば、これ以上、太陽光発電用のパネルを設置されてもどうしようもない…ということなんだと思いますが、再生可能エネルギーによる発電量を増やしていくという国の方針とのズレは、喫緊に解消していかないといけない問題…。少なくとも電力会社だけの問題ではもはやないと思います。

これから太陽光パネルを設置しようかと思っている方は、予め、電力会社や住宅メーカーにそのあたりの情報を確認の上、設置をするようにしてみてくださいね。

以上、九州電力管轄では電力買い取りが拒否される可能性が出てきた…という話題でした。