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<楽天>大久保新監督を発表…「常勝軍団つくる」会見で抱負

毎日新聞 10月14日(火)16時11分配信

 プロ野球の楽天は14日、今季限りで退任した星野仙一監督(67)の後任に、今季途中に監督代行を務めた大久保博元2軍監督(47)を昇格させると発表した。仙台市内で記者会見した大久保新監督は「課題は常勝軍団をつくること。精一杯やらせていただきたい」と抱負を述べた。

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 単年契約で、15日から本拠地のコボスタ宮城で行われている秋季練習の指揮を執る。安部井寛チーム統括本部長は、内部昇格について「外部から招くと、選手の能力などを把握するのに時間がかかる。大久保監督は選手を把握されている」と説明した。

 大久保新監督はこの日朝に球団から就任要請を受けて、急きょ仙台に移動し、会見に臨んだ。チームづくりについては「星野監督の野球を継いで、バッテリー中心に守る。常勝軍団になるにはスランプがある打撃ではなく守備をしっかりする」と強調した。

 また、インターネット上で就任反対の署名運動が起こるなど、ファンからは厳しい声もある。大久保新監督は「たくさんの勝ちを皆さんとつかんで、最後に笑っていただきたい」と語った。

 大久保新監督は、水戸商から1984年ドラフト1位で西武に捕手として入団。92年5月に巨人に移籍し、95年に引退した。2008年、10年に西武で打撃コーチ。12年に楽天で打撃コーチを務め、昨年から2軍監督。今季は、腰の手術を受けた星野監督の休養中に17試合で指揮を執った。【平本泰章】

最終更新:10月14日(火)22時31分

毎日新聞

 

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