本日、東急多摩川線の矢口渡6号踏切において、降下を完了していた遮断かんが一旦上昇し、降下する前に列車が通過するという事象が発生いたしましたので、下記のとおりお知らせします。
お客さまにはご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。
なお、本事象でお怪我をされたお客さまはいらっしゃいません。
1.発生日時 2014年10月14日(火)5時15分頃
2.発生場所 東急多摩川線 矢口渡(やぐちのわたし)6号踏切(矢口渡駅と蒲田駅の間にある踏切)
※矢口渡6号踏切 所在地:大田区西蒲田7-59-3 概要:幅12.1m、踏切長39.7m
3.当該列車 多摩川発蒲田行始発列車 3両編成(下り・各駅停車)
4.状 況
5時15分頃、当該列車が東急多摩川線矢口渡駅を出発し、矢口渡5号・6号踏切間を67㎞/hにて制動中、矢口渡6号踏切の遮断かんの降下完了を示す踏切動作反応灯(※)が消灯するのを確認。
直ちに非常ブレーキを操作しましたが間に合わず、矢口渡6号踏切の遮断かんが上昇した状態で列車が通過する事象が発生しました。なお、矢口渡6号踏切の踏切警報機は点滅・鳴動しておりました。
一般車両の進入はなく、お客さまはいらっしゃいませんでした。
※遮断かんが降下していると点灯
5.原 因 レールの錆による短絡不良(詳細、継続調査中)
※短絡不良とは
電車の車軸により、左右のレールをショートさせて(列車の存在を検知)
踏切を動作させているが、レールの錆により、確実にショートできなかったと思われる。
東急多摩川線における踏切遮断かん上昇時の列車踏切進入についてのお詫び
2014年10月14日