国内初の耐性遺伝子確認 大阪・高槻、院内感染菌昨年あった大阪府高槻市の社会医療法人「信愛会」新生病院の院内感染で、原因菌が国内で初めて確認される遺伝子「GES―5」を持っていたことが14日、分かった。抗生物質への耐性ができる遺伝子で、国立感染症研究所などが明らかにした。 調査に参加した大阪医大は院内感染対策として、この遺伝子を持つ菌の検査態勢も整える必要があるとしている。 感染研などによると新生病院では昨年、入院患者約20人が多剤耐性緑膿菌に感染し、うち11人が死亡。直接の死因は感染とは無関係だった。 【共同通信】
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